風に乗る⑤

風に乗りすぎて
転んだ。

冬至の日
お能のお仲間のお仕舞いを観に行き、
すっかり気分が良くなって
『恋は不思議ね〜消えたはずの♬』と
歌いながら歩いていたら、

気がつくと、
地面につんのめっていた。

うううう
左手にバックを持っていたので
肘にバックが掛かったままの姿勢で
左頬を打ち、
左肘に私の全体重が乗った。

ううう
大丈夫か?
どうにか立てたが、草履の片一方は、
1メートル近く手前に置き去りになっていた。

ずいぶん飛んだのね〜

足よりも顔よりも
左肩が痛かった。

街で用を足していた夫に電話し、
荷物を持って貰ってタクシーで帰った。

月曜日まで様子を見て
ひどくなったら整形に行こう。

と思っていたら少し改善、
ならば大丈夫か

だけど、
帯を結ぶのが大変。

今日はこれから、
舟出確実!のカウセリングに
同席する。

よっしゃ!
だけど少し落ち着こうと
帯留は亀にしてみた。

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