昨日は札幌にいる5番孫と8番孫のピアノの発表会だった。
私は習い事が大っ嫌いで
中学生くらいにピアノを習ったことがあるが
中途でやめた。
おまけに習う時の条件が
『発表会にはでない』というわがままぶり。
家にピアノはなく
オルガンだけだったはず。
ピアノは毎日練習しないと
指が動かないから、
練習は欠かせない。
孫たちは
親たちに言われて
とにかく練習をしていた。
去年は所用で聞きに行けなかったが、
一昨年聞いた時も二人の進歩に驚いたが、
今年の驚きは
それを超えていた。
練習の成果が曲に出ていた。
先生の選曲も個性に合わせているのか、
5番孫の繊細な心が
その曲に表れていて
涙が出そうだった。
私に似なくて良かった!
毎日練習する気合いを持っている!
と、感動し、
発表会のフィナーレだ。
そのプログラムの中に
【エリーゼのために】があった。
懐かしい!
私がピアノを習いに行って
最後に弾いた曲。
タラララタララララ〜
タラララー
あれ?結構難しい曲じゃん!
あれ?全く練習しない私がこれを弾いたの?!
あれ?
私、オルガンで練習していたんだね?
記憶って
人生の中で書き換えられていくって、
アドラー心理学で習ったけれど、
私はなんの目的で
練習しない自分という記憶になったんだろう。
まあ、それはこれからわかっていくね!
孫たちのピアノで心が柔らかくなり、
少女時代の自分も垣間見ることができて
ありがとうね!
人生は果てしなく
面白い。