ご縁ってすごい!

TTMゆいの中野むつみです。

人のご縁は
繋がっているのだなあ

と感じる昨今だが、
今日事前インタビューでお会いした

広山智津さんとのご縁は
本当にびっくりした。

智津さんと
初めてお会いしたのは、

69回目のゆいトークに
出演くださった鈴木美千代さんの

ランチセミナーで
偶然席がお隣同士だったこと。

私は智津さんが
有名な方だとは露知らず、

インタビューを申し込んだのだが、
智津さんはすぐに受けてくださり、

Facebookで友達になった。
すると、

共通の友人が多いことに
二人してびっくりしていたのだが、

本日、
事前インタビューでご自宅に伺い、

もっとびっくりすることになった。
それは智津さんが

野口染舗さんのお嬢様だと
知ったからだ。

野口さんは
札幌の老舗染物店だが、

以前こちらのお店に伺った時に
素晴らしい刺繍を見せて貰った。

それは創業者の奥様、
野口幸子さんの日本刺繍だった。

その時、私は
幸子さんのインタビューを

させて欲しいと思ったが、
幸子さんはご高齢で

ご家族から
『ちょっと難しいと思う』と

言われていたのだ。
なので、

智津さんが
幸子さんのお嬢さんだとわかり、

すぐに『お母様はお元気ですか』
とお聞きした。

智津さんは
『母は昨年亡くなりました』と仰って

私に一冊の
写真集を見せて下さった。

幸子さんの
写真家のお孫さんが作られた

刺繍作品が載った写真集だった。

あの時
幸子さんのインタビューをしたいと思い、

今日、
その娘さんのインタビューを

偶然することになる偶然なんて
あるだろうか。

智津さんのお話は
お父様とお母様幸子さんが

京都から北海道に
渡ってくるところから
始まった。

その時、
お母様幸子さんのお腹の中には、

智津さんがいらしたそうだ。

『津軽海峡を渡ってきて
知恵のある子に育つように』

との思いを込めて
名付けられたそうだ。

智津さんのお父様は
京都の方で、

京都で染色を学び
水の良い札幌の地で
家業を花咲かせ

その織物にお母様が
和刺繍をされるようになり、

それは素晴らしい価値を
生んだとお聞きした。

実物は野口染舗さんでしか
見られないが、

それは手にするのが
憚られるほどの芸術作品だった。

そうですか
幸子さんがお母様でしたか。

不思議な感動が
私の胸に湧き上がった。

智津さんは
本当に心がまっすぐな方で

『心のシャッターが全くなくて
360度まるあきで、

恐れることなく
行動されるんですね!』

と私が言うと、
『そうですか?』と笑っておられたが、

先入観を持たないので
人が難しいと思うことにも

挑戦ができるのだなあ。
と感じた。

え!何が?
とお思いでしょ?

それは
本番をご覧ください。

その時は
幸子さんの刺繍も

お見せいただけるそうです。
楽しみ〜

TTMゆいの中野むつみでした。