すぐ泣けちゃうのは

TTMゆいの中野むつみです。

インタビューをするようになって、
なんだか涙もろくなった気がする。

いや、
元々泣きやすかった。

感動に弱いというか。。

それがもっとひどくなった。
なぜだろうか。

私のインタビューは、
事前にお話を聞く事前インタビューが

全てを決めるので、
時間を取ってゆっくりお話をお聞きする。

当たり前に
人は一人では生きていないので、

ご両親や時には
おじいちゃんのお話も出てくる。

そうするとその方が
見えてくる気がするのだ。

おじいちゃんと書いたのは
今のところ、

おばあちゃんの話は
あんまり出てこないからだが、

不思議に
おじいちゃんの話は多い。

おじいちゃんに愛された孫は
多いようだ。

我が家も同じだな。
うちには8人孫がいるが、

みんなジジが大好きだ。
特に一番孫は。

我が家の次女が
学生結婚をして産んだ一番孫。

教職課程で学んでいた次女は
教員実習が多かった上、

婿さんは単身赴任であり、
私や夫の出番が多かった。

我が家に
1週間2歳の孫を預かった時は、

『ママがいい〜』
と、泣かれて

こちらも悲しくなったけ。
その一番孫が今年大学生になる。

無事東京の志望校に合格したが、
私立だ。

迷わずに、
『行きなさい』と言ってやれる娘夫婦も

偉いと思う。
若くして親になり、

夫婦で一生懸命働いて
子供たちを育て、

東京の大学に入れる。
娘はまだ40歳、婿さんは44歳だから、

本当にすごいと
泣けてくる。

昨日は、
バスの前の席に座った

おばあちゃんと孫の会話を聞いていて
泣けてきた。

どうも孫娘が
新社会人になるらしく、

おばあちゃんは嬉しさと
心配と入り混じった感じだった。

なんでそんなことで
泣けちゃうんだろう。

若い時は
わからなかった親の心や

祖父母の思いを
感じるようになったからか。

だから、
インタビューの話を

深く受け止められるようになったのかも
知れない。

まあ涙もろくなったのは、
歳でただ涙腺が

緩くなっただけかも
知れないけれど。

昨日の夜は、
孫のために合格祈願ダルマに

夫が目を入れた。
両目が入ったダルマは

なんだか可愛かった。
どうせなら!と、

次女夫婦の
結婚式の写真の前に飾った。

あれから18年だ。

歳をとっていくって
なんて素敵な事なのだろう。

一応恋もして
結婚もした。娘3人に孫は8人、

恋する乙女の気持ちも知り、
妻の立場も親や祖母の気持ちもわかる。

命の大切さ
愛する人を失う悲しさも知った。

歳と共に涙もろくなるのは、
やっぱり素敵な事だと思う。

TTMゆいの中野むつみでした。