もったいなくて飲めないよ〜

TTMゆいの中野むつみです。

過去を見る。
私のインタビューも

過去を見る。
でも、見ているのは

インタビューを
受けてくださっている方で

私には見えていないのだが、
Facebookが時折、

私にも自分の過去を
見せてくれる。

昨日は久しぶりに小樽に行った。
2011年急に閃き、

2012年に小樽にNPOを作った。
NPO法人小樽民家再生プロジェクト。

今、代表は小樽の石井さんになり、
私はただの会員で、

昨日は4ヶ月半ぶりに
その会議に出かけたのだ。

この11年間、
毎月どころか月に何回も通ったり、

そりゃあそりゃあ
小樽漬けだったから

4ヶ月半も小樽に行かないなんて!
さぞや久しぶり感が半端ないだろうな〜

と思っていたら、
これが不思議に久しぶり感が

なかったのだ。
それほど小樽が私の中に、

生きていると言うことか。
なんて思いながら会議を終え、

札幌に戻り、
今朝、何気にFacebookを見たら、

2012年2月5日の投稿が出てきた。
雪まつりのことが書いてあり、

そして10日には小樽の雪まつりに
行くとあった。

小樽の雪まつりとは
【小樽雪あかり】のことだろう。

私の心の中に
初めて行った雪あかりが

ポッカリと浮かんだ。
寒かったなあ。

とにかく寒かった。
小樽は札幌より数℃は低いし

札幌の雪まつりより
雪像が近いと言うか、

雪に中に入っていると言うか、
とにかく寒かった。

そして、
始めようとしているNPOが

どうなるのか
不安と希望が入り混じり、

雪の中に灯る雪灯りに
少し心が温まる感じだった。

それから11年
粘り強く活動運動を続け、

小樽の味わいある建物を
利活用するコトが定着し、

次の段階に
進むまでになっている。

そのNPOを作った頃から
新聞に

取り上げられるようになり、
よっしゃ!行くぞ!

と意気込んだら、
ある人に、

『マスコミに取り上げられてから
10年かかるよ』といわれ、

ギャフンとしたが、
本当に10年後、

基礎が揺るぎない組織になって
前進しているのだから、

そう言うことなのね〜
と、思う。

今日は日曜日、
久しぶりにゆっくりして

夜は美味しいワインを
飲もうと思う。

このワインは
仁木町で無農薬栽培された葡萄を

余市町の
オーガニック認定工房で醸造し、

そして、
そして!

小樽の石蔵で
寝かせることになった!ワインだ!

もちろん、
その石蔵とUVA&Uを繋げたのは

NPO法人
小樽民家再生プロジェクト!

あの日
寒い雪灯りの中で感じていた不安は

仲間と諦めずに進む中で
希望へと変わった。

さあ飲みますぞ〜
皆様も、

仁木余市小樽の一杯
お試しあれ〜

TTMゆいの中野むつみでした。