マニアック旅企画下見薪能編

TTMゆいの中野むつみです。

今月の16日から19日まで
マニアックツアー下見旅に行ってきた。

相棒は、
旅のプロ、遊プランの千洋社長と、

千洋社長のお母さん。
女性三人旅だけれど、

マニアックツアーは
歴史好きの男女に人気が出そうな行程だ。

で、
まずは、

夏に開催予定だった富士山浅間神社の
薪能!

三人とも初能だ。
さてさてどんな感じかしら?

と、浅間神社を目指したら、
そこは、

おおおおお!と、
思わず声が出るような雰囲気。

なんというのか
畏れ多い神々が人間を見ているというか

私なんかが足を
踏み入れては行けないのでは?

と、
感じちゃうようなところで、

その御神木の大きさに
思わず息を呑む感じ。

こんな神聖なところで模様される薪能は
観る前から素晴らしさが予想され、

ドキドキした。
なんでもこちらの薪能は

昭和47年から地元の人たちの願いで
始まったと聞いた。

観客は全国から来ていたが
地元の人たちも多くて

看護学校の学生たちや
小学生、幼児もいた。

子どもの頃から
薪能を観る環境にあるなんて、

なんと贅沢な事だろうか。
周りが暗くなる頃、

薪に火が灯された。

能舞台が照らされ
謡と舞が始まる。

鼓も笛もよく響き
舞は本当にゆっくりで

これが本来の日本人の
動きなのかなあと思う。

富士山の麓
高さ80メートルも

あろうかと思われる杉に囲まれて
全てが現実ではないような

不思議な感覚に襲われる。
なんという贅沢な経験だろうか。

能が終わり
私たち三人は静かな興奮の中にいた。

これは飲まずにはいられない。
ホテルに戻り、

お酒が飲めるところは?
と探した。

すでにお酒は解禁だから
二軒目で入ることができた。

静かな小料理屋という感じか。
千洋社長のお母さんとは初対面だけど、

羽田からここまでは
車の中でおしゃべりしたので

仲良しになった。
歳も近いしね。

薪能は素晴らしかったが
時期が時期だけに体が冷えた。

熱燗が美味しかった。
そして翌日は、

すぐ近くにある忍野八海と言う世界遺産を
見に行った。

富士山の大昔の水が
湧き出ているところだ。

普通に住宅が建っており
その中に池がある。

8つを見る時間はないので
その中の近場を2つ見た。

なんと綺麗な水!
8メートルの深さの池は

なんだか引き込まれそうで怖い。
が、ここはなかなか良いぞ!

これで薪能プランが
一つできた。

普通なら夏にある薪能、
忍野八海巡りと合わせたら

一泊二日で可能だと
千洋社長が言った。

北海道では中々観られないお能を
薪能で鑑賞し、

富士山の霊力を頂き
富士山の水で心を清める旅。

いかがだろうか?
詳細は来年の春には発表!

乞うご期待である。

TTMゆいの中野むつみでした。