世界が少しずつ広がって!

TTMゆいの中野むつみです。

昨日、
セントモニカの七戸社長を訪ねた。

有機栽培の
ブルーベリーソースを買うためだ。

こちらの会社では、
白樺樹液から美容液を作ったり、

北海道の自然の素材から
体に良いものを提供しているが、

これはまさしく
七戸社長の生き方そのものだ。

その真摯な姿勢に
私はいつも我が身を振り返り

反省すること多々あり!
だが、

昨日は新しくなった店舗に
白樺の木が

オブジェとして置かれており、
びっくりしたが、

日高の方が
わざわざ運んできてくれたのだと言う。

山に入ると
朽ちた木々が転がっているが

それをオブジェになるように
加工している。

クマを彫った方のお名前を
忘れてしまったが、

何と素敵な彫り物だろうか。
そして、

わざわざ日高から
運び入れてくれる熱意にも

驚かされた。

そう言う人の繋がりって
損得抜きの

魂同士の繋がりなんだろうな、
と思った。

そして今日は
和田硝子器に

頼んでいたガラスのとっくりを
取りに行った。

社長の和田さんは接客中で
素敵な女性社員さんが対応してくれたが、

そのとっくりは
カタログで見たより

ずっとずっと可愛くて
思わず、

わあ!可愛い!
と声が出た。

このとっくりを
頼んだ時のお願いは、

一合以下しか入らないモノ。
なぜかと言うと、

とっくりとお猪口が大きいと
飲みすぎるから。

あまりにとっくりが気に入って、
ガラスのお猪口も買ってしまった。

こちらは
お酒を上まで入れると

飲みすぎるから、
お酒は半分までしか

入れないようにしなくっちゃ!
和田さんと知り合ってから、

私は食器や酒器に
目が行くようになった。

たくさんは買わないけれど、
楽しみが増えた感じだ。

そして
その帰り、

紀伊國屋書店に寄って
一冊の本を買った。

友人のその子ちゃんおすすめの本だ。
本州生まれの建築家が

札幌に転勤になり、
マチを見て歩いた様を

スケッチにし
文章を添えた本だが

面白い感性だなあ
と思ったのは、

開拓の村や
豊平館も載ってるけれど、

近代建築や
戦前に建てられたような

【建築家なしの建物】と
題がついたスケッチや

反対に
有名建築家の家などもあり、

きっと本州の人たちから見たら、
色々なモノが

北海道独特な感じなのだなあ、
なんて新たな発見をした思いだった。

私は今68歳だけど、
多分この10年間で

急速に世界が
広がっている気がする。

色々な方を知ると
当たり前に私とは違う感性があり、

そこの奥を
ちょこっと覗かせてもらうだけで、

今まで知らなかったモノコト、
そして心に触れさせて貰える。

北海道の白樺や自然から
命を考える方たちや

繊細な食器から
自分の心を表現する方や、

私が見ている札幌を
違う心で表現してくれる方。

人と繋がるって
自分の心を

広く柔らかく
してくれるような気がする近頃だ。

TTMゆいの中野むつみでした。