宝船の帯を

TTMゆいの中野むつみです

先日、リユースで
宝船の帯を買った。

結構古いものらしく、
結び方が少々違い、

普通に結んだら
お太鼓が逆さまになる。

技がない私は
和光の臼杵店長にお願いし、

少々手直しをして頂き、
無事、

普通にお太鼓を結べるように
なった。

よし!

この宝船、
落ち着いた風合いが好きだ。

地味だけど
確実に宝を運んでくれそうだ。

で、
昨日は初締めで

用足しに出かけた。
近頃は、

用があるんです!
と、体に張り紙でもしたい気分だが、

まあいいか!
と、足取り軽くお出かけ。

まずは
友人の車椅子の建築士で

バリアフリーアドヴァイザーの
牧野さんちに、

彼女の記事が載っている朝日新聞の
チラシをお届けし、

続いては、

6月から
小樽の旧寿原邸の売店に置くのど飴を

仕入れに(株)セントモニカに
向かった。


旧寿原邸を管理するNPOでは、
買取はしないのでTTMゆいが仕入れて

販売し、
寄付金をNPOを差し上げる仕組みだ。

まあ何でもします、
TTMゆいさんは。みたいな感じだ。

セントモニカの社長七戸さんは
東京の下町で大きな街づくりを経験されていて、

私がブログに書いた越前竹田のことに
興味を持って頂き、

色々助言をしてくださった。
そうかそうか、

そう言う考え方もあったのか!
すでに、宝船効果が出て来たようだ。

キャハハ!
で、

色々整理をして
必要な方々にLINEをした。

善は急げ
思い立ったが吉日!

は、
私の座右の銘だ。

そして、
今日は朝から洗濯三昧をし、

晴れ渡る五月晴れの下、
久しぶりに藻岩神社にお参りをした。

あーだのこーだの
サワサワしていて

地元の神社にご無沙汰だった。
ら、何と言うことでしょうか!

鳥居の横の八重桜が見事な満開で
トンネルになっているではないですか!

いつもなら
葉っぱも一緒に出てくる北海道の桜なのに、

今年は本州の桜のように
花が先に咲いて美しい。

お参りし、
振り返ったら

これまた桜が鳥居のようだ。
これも宝船の御利益かしら。

トルコ桔梗の蕾を
小さな花瓶に入れたら、

ちゃんと咲いてくれたし、
弱々しかった薔薇の花を

お猪口に刺して
テーブルに置いたら

可憐すぎて
胸がキュンとなる。

あー幸せ!
これも宝船効果か!

昨日、
この帯の写真を撮ってくれたのは


着物の和光の
臼杵店長だ。

会えないはずの
会えない場所でお会いした。

それも、
きっと会える!と思って行ったら

お会いできたのだ。
これは本当に宝船効果と確信する。

派手でもなく
大きくもなく

なんとなく
海も荒れているように見えるけれど

確実に宝を運んでくれる船。
一体どんな方が

この帯を持っていたのかしら。
巡り巡って私のところに来てくれた宝船。

これからも
大切にしたいと思っている。

TTMゆいの中野むつみでした。