小学生と一緒に修学旅行?

TTMゆいの中野むつみです。

旭川の定宿扇松園で
小学校の修学旅行と一緒になった。

こちらのお宿は大きくないから、
修学旅行で貸切のところを

私がちょろっとお邪魔した感じだ。

津別の小学校ということで
本当にお客様は

小学生と先生方、
そしてカメラマンの女性だけ。

翌日の退館式の時、
子どもたちの人数を数えたら

30人くらいだったが
コロナのせいか

大型バスが2台だった。

私には孫が8人いて、
3番孫と4番孫は

中学校一年生だ。
去年、修学旅行だったけれど、

宿泊は出来なかった気がする。
なんだか孫に囲まれたようで

嬉しかった。
面白かったのは、

男の子はまだ子どもっぽくて
旅館の中を行ったり来たり、

興奮をそのまま表現していたが、
女の子たちは大人びて、

ちょっとすまして歩いていたこと。
小6では、女の子の方が

大人なんだなあ。
それでもみんな、

旭川の旅館に泊まっていることに
興奮しているようだった。

扇松園は
廊下の壁に絵が飾ってあるような

趣ある日本旅館だ。
子どもたちは何を感じたのだろうか。


私が泊まった部屋には
生花が飾ってあったけれど、

子供たちの部屋は
どうだったのだろうか。

と、余計なことが気にかかる。
で、

朝、庭の写真を撮ろうと思い、
外に出たら、

修学旅行の女性カメラマンが
立っていた。

おお!
これはチャンス!

『すみません、
シャッターを押して頂けませんか?』

と頼んだら、
いいですよ!

快く引き受けて貰った。

では!
と、一枚っ撮って、

『もっと笑って!
目を大きく開けて!』

と、カメラマンから声がかかる。
本職だから妥協はない。

で、
出来上がったのが

こちらの写真。
おお!目が大きくなっている?

撮り終わったところで
子どもたちが出てきた。

今日はイオン見学らしい。
駅前のイオンだろうか。

子どもたちが整列し
退館式が始まった。

扇松園の高橋宏典支配人が
挨拶をした。

子どもたちにもわかりやすく、
そして、

子供たちに敬意を払い、
お礼を伝えていた。

子どもたちも一生懸命
聞いていた。

大人扱いされて
嬉しいだろうなあ。

と、思いながら
玄関で私はその退館式を

見ていたが、
よく考えたら、

どこかのおばさんが見ているわけで、
小学校の先生方は

変な人だと
思ったに違いない。

やっと日常が戻りかけている。
遠足も運動会も修学旅行も

毎回、
できるかな?と、

不安になりながら
当日を迎えた子供たち。

津別は林業の町だ。
森の中に町がある。

そんな自然の中で育った子供たちが
旭川を見て何を感じたのだろうか。

大雪山系が当たり前の上川地方。
宝物の中に都市があることも

感じてくれたら良いなあ
と、思った。

TTMゆいの中野むつみでした。