恵みの雨に思う

TTMゆいの中野むつみです。

只今、午後3時、
外は久しぶりの雨!

あー良かった。
晴れは大好きだけど、

こうも雨が降らなければ
地上のものは干上がるから。

先日の日曜日、
自分が関わる小樽のNPO行事で、

小樽の旧寿原邸に行ったのだが、
朝から暑くて、

焼け石に水だけど、
旧寿原邸の玄関前に打ち水をした。

この写真、
バケツを持っているので

少々味気ないけれど、
打ち水は本当に効果がある。

最もすぐに乾くけれど、
見ているだけで涼しくなるし、

第一埃を押さえてくれる。
本当に土が乾き切って

土埃が舞っていたから。

それにしても!
と、思ったのは、

植物の頑強さだ。
そりゃあ少しは葉っぱが

赤く枯れてきたけれど、
これだけ雨がなくても

樹々はちゃんと生きている。
大きな木だけでなく、

草花も。
どうやって乾いた土の中から

水分をとっているのだろうか。
根っこって凄いと思う。

根を生やすって大事だなあ。
ちょっとやそこらでは

倒れない。
人間も根っこを生やして生きていく

のは、
大事だなあ。

そう言えば、だから、
果樹は接木が多いと聞いた。

すでに
根っこをしっかり生やしている木に

接木をすると
元気に大きくなれるのだそうだ。

土地に根付くって
大変だから。

人間も同じかも
知れない。

私は札幌生まれの
札幌育ち。

それも、
藻岩山のぐるり麓を

移動したのみで、
生活しているが

もし、
どこかに移住をする事が有るとすれば、

やっぱり
知り合いがいるところかな。

誰も知らない人ばかりの中では
生活をしていくのは、

中々しんどいと思う。

特に私は人見知りなところが
昔はあり、

PTAの集まりなどは
本当に行くのが億劫だった。

仕事ばかりで
お母さんたちに友だちがいなかったのだ。

あれは長女が5年生の時だった。
親子レクで、

知らないお母さんたちの中で
カレーを作ることになったのだが、

周りのお母さんたちは
すでに友だちのようで

仲良く話しており、
困ったなあ、何をすれば良いのだ?

と思っていたら、
気さくで明るいお母さんが

声をかけてくれた。

『誰ちゃんのお母さん?
一緒にじゃがいもの皮、剥きましょうよ』

なんだかすごくホッとして
その後は周りに溶け込めて、

6年生の時は
クラスのお母さんたちと

PTA活動を始めていた。
たかがPTAでも、こうなのだ。

転勤でも、
ご近所に溶け込むのが大変だろうが、

移住は数年でいなくなるわけではないので、
やっぱり根を張るためには

周りの援助が必要なのだ。
と、言うようなことを

本日、
夕方5時から

clubhouseで話をする予定。

雨は小ぶりになってきた。
束の間の恵みの雨だった。

TTMゆいの中野むつみでした。