時代は変わっているようで。

TTMゆいの中野むつみです。

2週に一回、
お花を届けて貰います。

我が家の三女の
高校時代の友人が

一人で
お花屋さんを始めたので、

そこから
届けてもらうのです。

が、
一人で店を持たずに

花屋さんをしているので、
届けて欲しい日に

『すみませーん、
先約があってお届けできませーん』

と、
なることがあるのですが、

なんと
昨日は、

お花だけを届けることを
商売とされている配達屋さんが

お花を
届けてくださいました!

助かるー

好奇心旺盛な
おばさんである私は、

ついつい
聞いてしまいました。

『一回の配達代が
770円だったら、

商売にならないんじゃない?』
ホント、余計なお節介。

なのに、
彼はニコッと笑って

言いました。
『一件では商売になりませんが、

中野さまに伺うまで
何件も配達すると

どうにかなります。
一日20件有れば、

経費を差し引いても
なんとかなります』

そうかあ。

『あとは、
配達代をお客様にお願いできるか、

なんですが。
配達に、

困っているお花屋さんも多いので、
取引先の花屋さんを増やしています。』

うーん、
頑張っているわ!

と、感動したが、
この商売を始めたのは、

なんと今年の
1月からだそうだ。

そりゃあ大変だわ。
でも、一番悪い時に始めたから、

あとは、
上がっていくばかりだね!

と、
これまたお節介にいうと、

花の配達屋さんは
にっこり笑って、

はい!
そうなんです!

お祝い会やお葬式も
少しずつですが

戻り始めて、
花も使われ出しました。

頑張りますので、
また、お願いします!

と、言い、
元気に帰っていったのですが、

その明るさというか
元気というか

顔を上げて
笑って走っているような

その姿勢に
私の方が元気を貰いました。

私の周りには、
この頃、

こうやって
仕事を始めている人たちが

結構います。
一人で始めるから

色々大変だけど、
そーすると、

助け合える業種で
同じような人を呼ぶようで

どんどん輪が広がるんですね。
そして、

その人たちに共通しているのが、
今の自分の仕事が好き。

花の配達屋さんは、

どーして
花の配達を商売にしようと思ったのか

分かりませんが、
コロナにくじけるどころか、

これより悪くはならない!
と、

頑張っていられるのは、
やっぱり花の配達屋さんが、

好きなのでは
ないかしら。

ベンチャーとか
若き起業家!

とか言うのと、
ちょっと違う感じの

【自分で商売を始める】感じ。
うまく表現ができないけれど、

見ていると、
肩に力が入り過ぎず、

私の心まで
緩やかになりそうです。

持ってきてもらった花は、
2週間前の紫陽花などと合わせて、

 


あちこちに飾りました。
雑な我が家が、

突然高級になりました。笑

TTMゆいの中野むつみでした。