自分の心を

TTMゆいの中野むつみです。

人間って
本当に自分のことが

わからないのだなあ。
と気がついたこの1週間だった。

先週の土日は
アドラー心理学基礎講座の

3、4回目で東京にいた。
この講座では

座学の間に
グループセッションがはいる。

テーマが出されて、

『1分間考えて
グループセッションは4分です〜』

みたいな感じだ。
例えばテーマは、

『あなたが挫けたときに
勇気づけをしてくれた人は誰ですか?

複数人でも構いません』

実はこのテーマが与えられた時、
私には挫けた場面が

思い浮かばなかった。
だから、

勇気づけをしてくれた人たちも
思い浮かばなかった。

なので、
そのまま話したら、

グループメンバーが
ちょっと不思議そうな顔をした。

講師の先生は、
『他の人の話を聞くと、

そうかあ、そういえば、
あの人もこの人も

私を勇気づけてくれた!
と、気がつきますよ〜』

と、言った。
確かに、

メンバーが上げた
家族、夫、妻、などを聞いて、

確かに。とは思ったけれど、
1番大事な挫けた場面が

思い浮かばないので、
今ひとつ実感が湧かない。

これは一体どうしたことか。
セミナーが終了し、

札幌に向かう飛行機の中でも、
私、挫けたことがないのかな〜

若い頃はくそー的に
挫けそうなこともあったけれど、

本当に挫けたことは
ないかもしれない。

などと、
自問自答していたのだけれど、

こういうセミナーの面白いところは、
時間が経つにつれ、

あ!そうか!と
気がつき始めるのだ。

そして、
気がつくようなコトも

起こってくる。
で、

結論は、
いやあ、挫けるどころか、

この十数年は
大事件の頻発で、

自分の経験値では
対象できないほどの、

あれこれそれ!
嘘〜の連続であったのに、

挫けないでここまでこれたのは、
勇気づけをしてくれていた家族、

友人、仲間がいっぱいいたからだ!
だから乗り切ってこられたのだ。

もしかしたら
挫ける事柄に蓋をしていたのかも

知れない。
そして改めて、

温かい家族
見守ってくれる友人


指摘をしてくれる後輩
受け止めてくれる先輩

がいることに
ありがたいなあ。と、思う。

アドラーさんが言う勇気とは
まだよくわからないけれど

きっと
心が萎みそうなときに

温かい空気で
心を膨らませてくれて、

自然に前が向けるようになるもの
ではないかと思う。

その勇気は
まずは自分の心を温めることで

周りの人の心も温かく
膨らませていくんだね。

第六感で受講した講座だったけれど、
今の私に必要なものだったと

改めて実感した。
そして、

私に勇気づけをしてくれている
夫娘たち家族仲間たちに感謝だなあ

と、
心から思えた不思議な1週間にも

感謝だった。

TTMゆいの中野むつみでした。