雪とコロナ禍の中で

TTMゆいの中野むつみです。

雪が心配で、
早い時間の旭川行きライラックに

飛び乗っだが、
思いの外、

JRは順調で
良かった!

何せ近頃旭川にご縁ができて、
定期券を買いたいほどだ。

昔は、
Sきっぷフォーというのがあったけれど、

今は
ただのSきっぷしかない。

それでも、
往復自由席で5550円だから、

安いといえば安いか。
時間も1時間半だから

感覚的にはすぐそこだなあ。
昔、まだ高速道路もできておらず、

ふりこ特急もない頃は、
旭川出張は泊まりだったと

父から聞いたことがある。
最も、

今でも約束の時間で動く時は、
冬は泊まりが安全な距離。

だって、
JRもいつ運休になるかわからないし、

高速も
いつ降ろされるかわからない。

北陸道のような立ち往生になる前に、
北海道の高速は降ろすのだ。

なので本州の皆さま
コロナが落ち着いたら

是非冬の北海道にも
いらしてねー

雪のプロ集団ですから、
高速もJRも!

なので、
次回の旭川本番インタビューは

前日入りをすることにした。
ちょうど今日のインタビューは

扇松園の女将さんだ。
予約をしておこう!

宿屋の女将のインタビューは
宿泊場所を兼ねられるから

便利だなあ。
そして、

この旅館はあずましいのだ。
今日のインタビューでは、

何故扇松園はあずましいのか?!
がわかるはずだ。

なんて思いながら、
まずは扇松園向かいの

お稲荷さんにお参りし、
無事本番が撮れますように、

とお願いしようと思って
やめた。

そうだそうだ。
神社ではお願いはせず

ありがとうございます!
だった。

こちらのお稲荷さんは
鳥防止のため扉が付いていて、

扉を開けて鈴を鳴らし、
お賽銭を入れたら、

二礼二拍手一礼、
で、祝詞をあげる。

扉の内側に
祝詞が貼ってあるのだ。

で、
ありがとうございます。

と言って
もう一度二礼ニ拍手一礼。

そのおかげか
インタビューも無事終了した。

良かった!

旭川の買い物公園には
人が増えてきたけれど

中々日常は戻ってこない。
インタビュー終了後

女将さんと
色々話したけれど

女将さんの話に愚痴はない。
旅館業が

大変じゃあないわけがないけれど、
愚痴はない。

かと言って、
ホラも吹かない。

淡々と
受け入れながら

笑顔を忘れない女将だ。
その女将が

送ってくださった車の中で言った。

『中野さんも笑顔だよね。
笑顔って自分も元気になるよね』

本当にそうだ。
そして、

女将さんの着物姿も
肩の力が抜けている。

だから、
この難関を乗り越えられるのだなあ。

と、
思う。

さてさて、
インタビューの時間より

おしゃべりが長くなった。
外は灯がともされて、

真っ白い雪が
尚のこと美しい。

さあ帰ろう。
JRは遅れていない。

1時間25分で札幌である。

TTMゆいの中野むつみでした。