花花されど花

TTMゆいの中野むつみです。

根がケチなのか、
はたまた、

命が愛しいのか、
切り花を

中々捨てられない私。
本によると、

切り花を長持ちさせるには、
傷みかけた花を早めに切って、

いつも元気な花ばかりに
しておくのが良いとか。

でも、
それができなくて、

色が悪くなっても
結構長く飾ってしまい、

あーこれでは
他の花に良くないか。

と、
処分をするのですが、

それでも、
一部だけでも

活かしたい!
と、

まだ、
どーにかなりそうな花を

チョキンと切って
小さな花瓶に生けたりします。

本日は、
もう少し頑張れそうな

大きなガーベラを
まさに、

首だけみたいな感じですが、
海苔の佃煮の瓶に

生けました。
だって、

短すぎて、
ちょうど良い花瓶が

ないのですもの。
ピンクのカーネーションも

同じ。
ごく一部分だけ、

可愛い!ので、
こちらは、

お醤油差しに
生けました。

ちょうど良いのですもの。

でも、
最初の花たちは、

みんな
茎も長く

大きな花をつけていたのですよ。
それぞれに自己主張もして。

それが少しずつ、
まあ仕方がないよね。

状態になっていくのです。
ほんと、仕方がない。

植物も生き物だから、
仕方がない。

と、
自分に言い聞かせ、

そのうち、
花の活け方も習わなきゃあ、

と、
思いながらも、

好き勝手に活けて、
時々水を替えます。

昔は、
長生きする薬を使わなかったけれど、

今は使っています。
薬の中を見てみたら、

うーん
そんなに悪そうな感じもしないし、

みたいな感じでしょうか。
そして、

正直に言うと、
私は超無精!

まったくもって
無精なのですよー

だから、
マメに手入れが必要なものは

絶対ダメ。
鉢の花は、

結構手入れをしないと
すぐ枯れちゃうでしょ。

よく子どもは育ったなあ、
と思うほど、

手をかけることが苦手で、
これは夫も一緒で、

昔、
畑を借りて

大根とか植えたけれど、
ほっぽりぱなしだと

野菜も育たないのだー
と、実感しました。

なので、
栄養剤を入れた花瓶に

花を活けるのが、
一番あっているのですね!

その花瓶の花は、
最初は、

先に逝った愛する人たちの前に
活け、

順繰りに、
もっとご先祖様たちが住んでお厨子の前、

そして、
私の居場所の棚へと

小さくなりながら、
移動していきます。

で、
あーもうダメだね。

になると、
やっと、

ありがとうね!
と言って、

さよならをします。

私にできる精一杯の
愛し方。

ほんと、
子育てと

一緒だなあ。
違うのは、

子どもたちには、
栄養剤はなかったか。

そのかわり、
祖父母叔母たちに

いっぱい愛情を貰い、
親が手をかけなかった分を

補って貰いました。

さてと、
花はもう少し持ちそうです。

TTMゆいの中野むつみでした。