心があったかくなって

TTMゆいの中野むつみです。

人様のインタビューをしようと思い、
去年の秋に始めたけれど、

コロナで、
お一人をさせて貰っただけで、

ストップ。
したけれど、

ご縁が繋がり、
8月末から、また活動開始。

今日までに
9名の方々の

事前インタビューや本番が
終了した。

よく考えたら
私如きに自分の一生を

語ってくれるのだから、
有難い。

昨日は、
家ねっとで3名の方々の



インタビュー本番をした。
事前インタビューでは、

2時間も3時間もかけて聴いたお話を
15分程度で話してもらうのだから、

大丈夫かしら?
と、心配だったけれど、

3人の皆さんのお話が
とってもわかりやすくて、

聴いてくださったみなさんの
心に響いたようで、

ほっとしている。
そして、

今日は旭川の扇松園さんの支配人、
高橋宏典さんの事前インタビューを

させて頂いた。
高橋さんのお父様のインタビューは

前回終了し、
もうすぐYouTubeに載るが、

まだ40歳の宏典さんは
どんなお話をしてくださるのだろうかと、

ワクワクしてお聞きした。
9人の中では最年少の40歳だ。

結果は、
想像以上の感動だった。

詳しくは
本番までお預けだけれど、

子どもの目から見た母親の姿、
父親の姿の話も

新鮮な気がした。
そして、

亡くなった先代ご夫婦や
先々代ご夫婦のインタビューも

したかったと思った。
宏典さんもそれを仰っていた。

どんな口下手な方も
聞かれたら話してくれる。

まるで
湧いてくるかのように。

そして、
お話が上手な方は、

いつもと少し違う話を
してくださるのだ。

扇松園さんのインタビューは
宏典さんの後は、

女将さんのインタビューである。
扇松園さんの宝の一つに、

溢れ出る地下水がある。
お蕎麦を打つ水もこの水。

大浴場のお風呂やシャワーにも、
使われ、

止まることのない庭の滝の水も
この地下水だ。

きっと、
どこかで大雪山の伏流水と

繋がっているのだろうな。
昨日、

特急ライラックの車窓から見えた大雪山は
すでに雪の冠をつけていた。

その尖り具合が
素敵だった。

旭川は
なんと美しい街なのだろうかと、

その山々を見ながら思った。

美しい街は
美しい心を育てるのだろうか。

大雪山のカムイが
旭川に時々遊びに来ているのかも

知れない。
扇松園さんは、

将棋の大勝負の宿にも
なっている。

将棋をするには
最高の気が流れているのだろう。

女将の話はいつも聞いているけれど、
ご主人や息子さんのインタビューをして、

扇松園さんの
本当の宝を感じることができた。

どんなドラマよりも
一人一人のリアルな人生が

素晴らしいと、
昨日と今日、

また感じることができた。
心に太陽をもらった気分である。

TTMゆいの中野むつみでした。