旭川に行って。

TTMゆいの中野むつみです。

本日は、
旭川市にある、

日新運輸株式会社代表取締役社長
森俊一さんのインタビューだった。

地域に根ざした運輸会社だ。
53歳の森さんは、

明るくて優しく
粘り強い方だった。

面白いのは、
中学生の友人たちは、

当時のツッパリ。
でも、ご自分は

ごく普通の真面目な中学生。
多分、

森さんの人をジャッジせず、
ありのままを受け入れる人柄が、

ツッパリ中学生にとって、
気持ちが良かったのでは?

と、思ったが、
その森さんの性格は、

菅原文太ばりのトラック野郎の会社が、
綺麗な感じの良い、

仕事ができるトラックマン会社に
変わっていくのに、

大いに役立った様に
思われたが、

詳細はアップされたら
ご覧ください。として、

今日は、私が感じた
今の旭川の街の様子を

お話したいと思う。
札幌もコロナ感染者数が

全国ニュースを賑わしているが、
旭川も負けず劣らず、

その名を全国に響かせていて、
想像はしていたけれど、

旭川はそれ以上の
静けさだった。

さんろく街と呼ばれる繁華街では、
三桁の店舗が廃業や撤退をしたそうで、

その話をしてくれた
タクシーの運転手さんも、

大変そうだったが、
『個人タクシーだから、

千円でも売り上げになればと、
夜中まで車は走らせています』

と、言っておられた。
が、

夕方5時でも、
駅前は人もまばら。

買い物公園の
イルミネーションだけが

青白く感じられた。
泊まった扇松園さんには、

あさひっぷ?を利用しての、
旭川市民の宿泊者が

何組かいらした。
旭川市独自の補助金で、

非常にお安く宿泊が
できるようだ。

それでも、
お客様は少ないから、

夕食場所のお食事所を含めても、
私が旭川で会った人は、

本当に数名。
JRも縦横斜め、

誰もお客が座っていないから、
こりゃあ札幌よりも

密にならない。

旭川は33万人都市だから、
小さな街ではないけれど、

それでも、
コロナの打撃は

札幌とは、比べ物にならないと
思った。

インタビューを受けてくださった森さんは、
北海道中小企業家同友会道北旭川支部の

支部長さんも務められている。
この会には、

様々な職種の中小企業が集まって、
良い経営とは!と学ばれているが、

都市も企業も一緒で、
大企業には小石程度の打撃でも、

小企業にとっては、
潰されるほどの岩が落ちてきた感じに

なるのだなあ。
と思った。

それでも森さんは、
コロナのせいにせず、

真摯に課題に取り組んで
次の一手を打たなくては。

と仰っていた。
本当にそうだ。

コロナで全国全道の行き来が減り、
連携がしにくくなっているけれど、

今こそ、いろんな手段を使い、
都市間、地域間の連携が

必要なのでは?
なんて、

真面目に考えた旭川だった。

TTMゆいの中野むつみでした。