20210104に思う

TTMゆいの中野むつみです。

我が家は
今日が最後のお正月休み。

びっくりするほど
寝坊をした。

夜中に少々目が覚めて
あーだのこーだの

思いを巡らせていたからだろうか。
朝日はとうにお日様になっていた。

さてと
この静かなお正月をどう締めようか、

と考えた結果、
最後まで静かに過ごすことにした。

夫も部屋に篭って何かを
している。

うーん
静かすぎる。

そーだ!
娘と孫を呼ぼう。

子どもの声は
エネルギーがあるから

聞いていると
腑抜けにはならない。

それにしても
なんと静かな年末年始だったろうか。

そんなお正月が
内心怖かったけれど、

これがまた
思った以上に楽しかった。

というのも
違うかな。

夫婦二人で2泊3日の温泉は、
喧嘩もせず

時が静かに流れて、
その中にいることを

苦痛と感じない自分が
不思議だった。

自分の中から
気負いと焦りが消えたようだ。

昨日は
お年始を持って

母のホームに行った。
会えないけれど、

三越で見つけた母の故郷岡山の
吉備団子を持って行った。

メッセージカードはつけたけれど
やっぱり寂しかった。

昨夜の夢に
壊したはずの実家が出てきた。

それも、
30年前に亡くなった祖母が元気で、

実家の二階の叔母の家部分を
民泊にすると言う。

お客さんもいて、
『お風呂は共同で使ってください』

と、説明していた。
目が覚めて、

変な夢だと思ったが、
そう言えば、

今日は叔母の誕生日だった。
でも、なんで民泊かしら。

と、
思っていたら、

NPO法人小樽民家再生プロジェクトの
石井代表が、

小樽の北運河の写真を
LINEで送ってくれた。

運河の散策路には
誰も人がいない。

あんなにいた観光客が
見当たらない。

とっても
心に響く風景だった。

そうなんだよなー
小樽の良さはこの感じなんだよねー

観光客が戻ってこないと
小樽の経済は厳しいのだけれど、

この古い倉庫と運河、
人のいない寂しさの中に


小樽の宝が詰まっているから、
なんとも辛いところだ。

おまけに雪が宝の価値を
何倍にも上げている。

山田洋次監督が
寅さんを始め多くの映画の舞台に

小樽を選んだ理由が
そこにある気がする。

あ、なんで民泊の夢か、
わかった。

このNPO法人でも、
小樽の古い趣ある建物を使って

お試し民泊をしたいね!と、
話していたからだ。

夢って
面白いなあ。

そう言えば、
2日の夜に見た夢では、

実家の庭に
丹頂鶴が何羽も降り立っていた。

いやはや
今年はどんな年になるのかなぁ。

さて、
明日からは仕事モードに入らなければ。

家の中の花を活け替えて、
お水も新しくした。

家中に花の香りと
針葉樹の良い匂いがたち込める。

さあ
明日からまた頑張ろう。

良いお正月は
良い年を運んでくれる気がする。

TTMゆいの中野むつみでした。