春の幕開け?

TTMゆいの中野むつみです。

札幌はものすごーい勢いで春!
だけど、

いつも
このまま春になるなー

と思って裏切られるので、
まだまだ油断ならないと、

心を引き締めている私だが、
私自身には確実に春が来ているようだ。

私はこの4月1日から
一つ役を降りた。

夫が社長を務める会社の
副社長だったけれど、

ただの相談役になった。

一応取締役だが
非常勤で、

相談のみお受けいたします!
の係だ。

まあなんですね、
口がうまくて社員を惑わすので、

ここらあたりで
降りたほうが社員たちも

自分の足で歩きやすいと
思う。

とはいえ
取締役なので

一日は、
神宮参拝には参加した。

今回は初めて着物で参拝だ。
社長に、

『着物で行って良い?』と聞いたら、
OKの許可が出たので、

ならば
紫の無地でしょう!

だって
北海道で一番の神様のところに

行くのだから。
と、

着物を決めた。
さて、帯は?

と考えて、
叔母か祖母、どちらかの形見の帯にした。

前回、
川崎で自分で締めて疲れたので、

今回は
札幌きもの学院の遠藤院長に

お願いをした。
帯だけのつもりが

『着物も直して良い?』と言われて、
すっかり綺麗に着せてくれた。

あー
やっぱり着付けてもらうのが

一番いい!
帰宅後、帯を解く前に写真をパチリ。


うん、満足。
で、本日は、

事前インタビューだ。
お相手は、野嶋成美さん。

ダブルケア
介護コンサルタント

の肩書きをお持ちで、

前回の家ねっとセミナーに
ご参加くださり、

なんか感でインタビューを
申し込んだら受けてくださったのだ。

私は、
事前でも本番でも

インタビューをするときは
その方を思い浮かべて着物を決める。

野嶋さんとは
本当に名刺交換をしただけで、

あとはメッセンジャーで
インタビュー場所や時間を決めただけ。

全く知らないに近いけれど
着物を選び出すと

イメージが湧いてくるのだ。
とはいえ着物や帯の枚数は

決まっている。
これじゃあないな、

これでもない。
と箪笥を開けながら着物を見ていると、

心が動いたのは
薄いベージュの紬。

帯は、
明るいオレンジ系の名古屋帯にした。

帯揚げもベージュ。
帯締めはグレーにピンクの花柄。

よし!これでいい。

着物はお相手のことを思って着る物。
と教えてくださったのは

ビューティーサロンウヤマ
の宇山先生だ。

グランドホテルの
喫茶室でお待ちしていると、

野嶋さんが
ベージュのブラウスを着て現れた。

なんとまあ!
素敵なシンクロ。

野嶋さんのお話をお聞きしていたら、
亡くなった父や叔母たちのことを思い出した。

3時間以上
お話を伺ったことになるのに、

あっという間に感じた。
帰り際、

久しぶりに
父が入院していた病院のそばまで

行きたくなった。
父もインタビューの席に

来ていたのかもしれない。
春、良い幕開けである。

TTMゆいの中野むつみでした。