色々あるけれど

TTMゆいの中野むつみです。

16日から21日まで
刺激的な町田福井の出張旅だった。

札幌羽田間の往復飛行機と
町田の一泊は、

パックを使ったが、
町田から福井へは

飛行機か新幹線かを決めずに行った。

町田の岡野さんの事前インタビューの終了時間が
見えなかったこともあるが、

なによりも

北陸新幹線にしても、
飛行機にしても

乗り継ぎ駅まで
町田からえらく時間を食うのだ。

今はどこも
空港連絡バスがほとんど動いていないから。

ちなみに、
福井までは新幹線が行っていないので、

金沢駅でJRに乗り換え。
空港も小松空港だ。

近頃、
福井に行くことが多くなり、

身内気分なっているのか、

富山には新幹線も通り、
空港もあるのに!

と、
思っちゃう。

まあそんなこんなで
乗り物を決めていなかったら、

岡野さんが
『羽田まで送りますよ!』と

言ってくれるではないか!
岡野さんの会社は新横浜なので

羽田までは遠くないというのだ。
あー嬉しい!

ならば、
飛行機に致しましょう。

だって
新幹線だと

なんだかんだで
福井までは4時間半かかるのだ。

良かった!
ちなみに当日飛行機券を購入すると

マイレージを持っていたら
半額なのよー

うひょひょ

今時期は、
満席とは考えにくいしー

で、羽田に行って、
JALコーナーへ。

が、しかし、
乗りたかった飛行機は欠航だった。

次は夜の6時過ぎだ。
あーどうしよう。

いつも事前チェックが甘い私。。。

でも、今から東京に行っても遅くなるし。。
ANAは?と、JALのお姉さんに聞いたら、

iPadで調べてくれて、

『4時代のが飛びます。
今からでしたら充分間に合います』

と教えてくれて、
ありがとうございます!

と、ANAへ。
で、

ANAマイレージは持っていないので
どうしよう?

と思っていたら、
『今会員になったら半額です!』

と、ANAのお姉さんが
登録を懇切丁寧に手伝ってくれて、

無事半額でGO!
ウヒョウヒョ

JALもANAも
親切です!

で、
無事福井に着いたのだ。

で、
味をしめた。

これは良いなあ。
今は満席飛行機なんてないし。

次回は全部当日にしよう。
と、帰りは急遽、

朝福井発5時代のJRで小松まで行き、

(福井の日の出、夏至でした)

バスで空港に入り、

JALの飛行機を半額で買い、
ついでに東京からの飛行機も

早い便を半額で買おう!
そしたら早く札幌に帰れるわ。

予約していたのは
超格安飛行機だったから変更は聞かないけど、

半額分をプラスしても
まだ安いし、

第一体力と時間が節約できる!
と、

夏至の日の出を車中で見ながら、
小松空港に行き、

JALの窓口が開くと同時に
『小松羽田と羽田札幌!』

と、JALお姉さんに頼んだら、
『ご希望の羽田札幌間は満席です』

え?!
何、次も?!

結局、予約していた飛行機が
一番早い飛行機で、

朝、5時前にホテルを出た意味は
露と消えた。

まあそんなものね。
で、羽田で5時間潰して無事札幌へ。

(小松のJALのお姉さんが荷物にそっと結んでくれていました。)

そしたら今朝、
福井の懸案事項の戸が開いた。

よくわかんないけれど
神様ありがとう!
何事もめげずに頑張れば戸が開く!

TTMゆいの中野むつみでした。

福井というところ

TTMゆいの中野むつみです。

ボタンもつけられない私が
福井の刺し子作家の五島万里代さんと

近しくお話を
させてもらうことができた。

ご紹介くださったのは
奥村繁子さんという大先輩。

で、
昨日丸一日、

お二人に色々ご案内頂いたのだが、
いやああ、

五島さんのギャラリーに着いて
まずびっくりだ。

2年前に亡くなった五島さんのご主人は画家。
なのでギャラリーはお二人のギャラリーで

万里代さんの刺し子の作品と
ご主人の絵画とが展示されていたが、

玄関を入るところから
ここは何かが違うぞ、

と予感させる趣があった。
表札だってステキ。

で、
玄関を開けると

そこは吹き抜けの空間。
思わず、すごい!と、

声が出てしまった。

恥ずかしながら、
私は針も持てず、

刺繍どころか
ボタンもつけられないほどの不器用で、

刺し子は知っているけれど、
絶対しない!と自信を持っていえるけれど、

そんな私が
心を大きく動かされるほど

そのギャラリーは
魅力に溢れていた。

パシャパシャと写真を撮らせて貰い、
その後は刺し子はどうやって絵柄を作るのか?

など、
お聞きする。

そもそもは
お母さんが夜なべしながら家族のものを

作ったのが刺し子だから、
絵柄も布に鉛筆で直接図柄を書いていくのが

万里代さんのやり方だそうだ。
この綺麗な模様をどうやって描くの?

とお聞きしたら、

『これは定規の幅でしょ?
これは500円玉のカーブを使って』

と答えが返ってきた。
なるほどねえ。

それにしても
チクチクして

これだけのものを作るのだから
すごい。

万里代さんは
刺し子のみならず

着物の切れ端を使って
お花なども作っていて

ギャラリーに垂れ下がる枝垂れ柳の花も
布で作った花だった。

そして、
思うにセンスが良い人は

花を活けても
ステキ。

ギャラリーの後ろはご自宅で
庭に咲く花を毎日活けるのだそうだ。

置いてある家具も計算されたかのように
そこにマッチする。

感嘆のため息をいくつも着いた後は
お近くの陶芸村を案内していただいた。

さすが福井!の古い立派な建物の中では、
若い美しい女性が草木染めの展示をされていた。

どうも福井は
若い工芸家がいっぱいいる地域らしい。

そして
次に訪れたのは

江戸時代の蔵を利用して
近くの陶芸家や工芸家の皆さんの作品を

展示販売している空間だった。
店とかショップとは表現できない場所で

空間としか言いようがない。

3月からご縁があって
福井を訪れる機会に恵まれているが、

どうも福井は奥が深い場所のようだ。
あらゆるところに表現されるセンスは

どうやって生まれたのだろうか。
きっと歴史の中で培われたものだろうが、

すごいの一言に尽きた。

今日は
越前竹田をじっくり見学する。

福井の皆様
どうぞもっと宣伝して下さい。

北海道からツアーを組んで
参りますぞー

TTMゆいの中野むつみでした。