立場が変わり

TTMゆいの中野むつみです。

今朝は夫婦して二日酔いだった。
一昨日から、

長女の婿さんが我が家に来ていて、
楽しい夕食が続いているが、

昨日は婿さんが持ってきてくれた
お土産の日本酒に手をつけたのが

まずかった。
美味しいお酒は止まらない。

おまけに
会話が楽しいのだから

時が過ぎゆくのに気がつかず、
あ!と思った時は

すでに記憶がやばかった。
いかに楽しい会話に飢えていたかがわかる。

弁解するが
夫婦仲は悪くはない。

でも、
ずっと二人きりの夕食だ。

コロナになってからは
友人たちとの会食もなくなり、

夫婦の外食も
ここ数ヶ月なし。

毎日
似たような時間に

似たようなものを
似たようなテレビを見ながら

食べているのだから、
どんなに仲が良くたって飽きる。

ではないか。

そう言えば
昔、似たような感じを経験した。

ただし、
立場は違う。

私たち夫婦は子どもの立場だ。

夫の両親は釧路に住んでいたが、
とても仲が良い夫婦で

いつも一緒に行動していた。
そして、

私たち夫婦が帰ると
毎晩、お酒を飲みながら

夜遅くまで話をした。
義母は話が上手だった。

良くもまあ話すことがある。
と、思うほど、

毎夜毎夜話をして
笑った。

義父母と旅行もしたが
その時は、

朝から会話が続いた。
あの時はわからなかったけれど、

どんなに仲が良い夫婦でも
ずっと一緒だと

話すことは少なくなるのだと
思う。

おまけに
義父はお喋りではなかった。

いつもニコニコしているけれど
話すことはあまり得意ではなかった。

4人で話すと言っても、
そのほとんどは私と義母の会話だ。

そこに時々夫が口を挟んで
みんなで笑う。みたいな感じか。

義母は喋りためを
していたのではないかしら。

昨夜の楽しい会話も
何を話したのか、

あまり良く覚えていないが、
婿さんの仕事のこと、

職場での役割の話を
聞いたような気がする。

長女が結婚して15-6年経つと思うが
若かった婿さんも職場ではベテランの域に入り、

色々頑張っているようだ。
目をキラキラさせながら仕事の話をする姿に

ホッとする。
そうそう、思い出した。

社会人の重量挙げの選手でもある婿さんは、
そっちの成績も上がったそうだ。

仕事以外にも打ち込むものがあるって
良いなあと思う。

婿さんは4泊5日で我が家に泊まる。
長女は羨ましいようだ。

コロナで帰って来られないから。
でも、

いつもなら連れて行ける外食も出来ず、
おまけに私も夫も忙しいから

夕食は超簡単。
昨日はジンギスカンだった。

それでも喜んでくれた。
本日は暖龍の出前を取る予定だ。

今日こそは飲みすぎないように
気をつけよう。

楽しいけれど、
帰った後の寂しさが少し怖い。

釧路の義父母も
きっと同じ思いだったのだろうと思う。

TTMゆいの中野むつみでした。

希望!

TTMゆいの中野むつみです。

本日は3ヶ月に一回の
骨の受診日。

あれは4年前の3月23日だった。
今は壊した実家の雨漏りの水を

捨てようとして、
溜めていた18リットルのポリタンクを

ぐいっと持ち上げたら、
背骨がボキッと音を立て

折れた。
そのまま体が動かなくなって

救急車で病院へ。
まあ折れたと言っても圧迫骨折だったから、

まだ良かったが。
第8胸椎という場所で

『手術はできませんから
リハビリで治しましょう』

と、
主治医に言われ、

あひゃあ!
という痛みと恐怖心と戦いながら、

どうにか退院した。
で、

それから4年。
『お前、動きすぎだ』と、

夫に言われるまでに
元気になった。

が、
4年前の骨密度のなんちゃらが

51%しかなく、
先生に、

『黙っていても折れますよ、骨』
と、言われ、

薬やら
目ん玉が飛び出るくらい高価な注射をしたり、

そして、
どうしても続かない食事療法を

受診のたびに
看護師さんがあの手この手で

続けさせてくれ、
うーん、正確に言うと、

受診のたびに
毎回、食事の重要性と

続けるコツを話してくれるのだが、
これが大事だ。

今日も看護師さんの顔を見たら、
暫くカルシュウムを積極的に摂取していないと

気がついた。
で、看護師さんが、

『食事のことで
努力をされていることはありますか』

と、
聞いたので、

嘘は言えない!ので、
『何もしていません』と、

答えたら、
看護師さんはニコッと笑って

『まさかタバコなんて
吸っていないでしょうね?』と聞くではないか。

こちらの指導は初めてだった。
『はい、吸っていません!』

と元気に正直に答えながら、
心の中では冷や汗だった。

私は20歳から45歳まで
タバコを吸っていた。

1日20本で25年間だと
完全に肺がんリスクトップ!だけれど、

やめて21年だから、
やっと肺がんリスクは下がってきたが、

まさか
自分の骨粗鬆症の

原因の一つになっていたとは!
がーんんんんん。。。。

看護師さんは続けて言った。

『4年前が51%で今日が64%だから、
明らかに薬や注射の効果は出ています。

70%を目指して
頑張りましょう!』

どうも70%が
私の年齢での最低の骨密度らしい。

いやあ
こちらの看護師さんの療養指導は

いつもすごいと思う。
やる気をなくさせないのだ。

うん、頑張る!
だって、

62歳51%から
66歳64%まで

長続きしないカルシュウム摂取を
受診のたびにやる!と決めて、

食べたり食べなかったり
薬を飲んだり飲まなかったり、

でも、
痛い注射は必ず打ってもらい、

きっと次回は
骨密度が上がっている!

と、希望を捨てず、
歩いてきたら、

良くなってきた!
皆さま、何事も

希望を捨てず
諦めず、失敗したらまた始め、

そしたら必ず進歩する!
すんげえ!

今日は
希望に満ちた一日になった。

TTMゆいの中野むつみでした。

声は、、、

TTMゆいの中野むつみです。

今日は朝から
zoomで打ち合わせだ。

顔は見えるから
ちゃんと化粧をして、

仕事だから
着物を着た。

最も帯は見えないから
半幅帯で在宅仕様。

お相手は東京の方2名。
まだ40そこそこの方々で

お一方は初めまして!
もうひと方もお会いするのは2度目。

そんな知らないに近い方達と
zoomで打ち合わせなんてどうなることやら。

少し緊張!

と思ったけれど、
もしかしたら、

直接お会いするより、
良かったかも知れない。

私がしっかりお話を
聞くことができたから。

実は今日のzoomを始めてすぐに、
東京の方お一人の電波が悪くなり、

zoomを電話に繋げて
声だけになったのだが、

これが画像があるより
ずっと私の耳を

繊細にした気がするのだ。
目からの情報といっても

最初、お姿は確認できたから、
その後は耳からの情報で十分だった。

ただ、
途中の話から地図を見ることが必要となり、

『中野さん、今、メッセンジャーを見られますか』
と聞かれ、

はい!
と答えたら、

メッセンジャーに地図が送られてきて、
私はメッセンジャーで地図を確認しながら、

話はzoomで続ける感じだ。
初対面の方のお話は

とてもわかりやすかったけれど、
メモらないと覚えていられないから、

重要だと思う部分をメモりつつ、
疑問点を聞いたり、

自分の意見も挟む。
これはかなりの集中力だけれど、

面白い。
先日、クラブハウスで仲間達と会議もしたが、

声だけの方が集中力が
増すと思う。

そして、
これはちょこっと恐ろしい事だけれど、

声だけの方が
その人が出るのだ。

その時の一生懸命さはもちろんのこと、
初対面でも声にその人が出てしまう。

嘘を言っているのか
本心なのか

上部だけなのか
本気なのか

今日の会議は
話の最初から、

『この方は本音で話すひとだなあ。』
と、わかった。

声ってすごい。

で、
その話し合いの結果、

私は越前竹田に行くことになった。
今日のお二人のスピード感も大したものだわ。

そして、
このお二人の頭の回転は

多分、
私の100倍くらいだと思うけれど、

見下し感がゼロ。
この見下し感があると

マチづくりはうまくいかない。
どんなに情報があり、

戦術が優れていても
最後は人間性が勝敗を決める。

これはどんなことでも
そうだと思っている。

さてさて、
来週は5泊6日の関東北陸の

長い出張となった。
さあ、一歩前に!

声からの情報は
思いの外大きい気がする。

TTMゆいの中野むつみでした。

座る生活も

TTMゆいの中野むつみです。

歳のせいなのか
おっちゃんこが好きだ。

日常的には
椅子とテーブルの生活だが

夫婦二人になってから
夕食はテレビの前の低いテーブルで

座って食べるようになった。
夫はあぐら、私は正座で。

もしかしたら
おっちゃんこが好きなのは、

年齢じゃあないかも知れない。

昔から
飛行機や汽車に乗ったら

座りたくなって
困っていたから。

おばあちゃんが汽車の中で
座っている光景は

大昔の映画の中にもあったけれど、
あれをしたくなるのだ。

でも、
マンションを買った時は

『畳の部屋は要らないわ!』
だった。

(だから着物はこうやって着る)

結局、
畳の上にベッドを置くことになるから。

うーん
そうね、ベッドは楽かな。

いつも泊まる扇松園の女将さんは、
宴会などの時殆どのお客様が

椅子とテーブルを喜ばれる。
と、仰っていたっけ。

まあ確かにね。

私はハズレの1%かもしれないなあ。
旅館でも座りたいし、

掘り炬燵でも
普通に座っちゃうのだ。

日本人のDNAが強いのかも
知れない。

でも、
というか、

着物の着付けを教えてくださった
札幌きもの学院の遠藤院長曰く、

座った時の
足首が伸びた状態は

大切なのだそうだ。
もちろん、立つ時は45度になるけれど、

座って伸ばして
立って曲げる。

その感じが体を鍛える。
ふーむ。

よく見ると
遠藤院長は私よりそこそこお姉様だが、

正座から立つのに
手もつかず、

サクッと立てる。
長時間座っている時の

足が痺れない方法も
教わった。

座ったままで
そっと、

足首を立てて立ち上がる前の形にして
また戻す。

を少し繰り返すと
痺れない。

これは
こそっとするのが難しいけれど、

以前お能の角当先生のお宅で
事前インタビューをした時、

座卓を挟んでお向かいにいた先生には
全くバレず、

『中野さんはすごいです。
足が痺れずにずっと座っていられるのですね!』

と、
褒められた。

でも、
昔のお年寄りたちは

どうやって
布団や座る生活を

続けられたのだろうか。

自分の弱っていく膝、
これ、膝じゃあなくて

膝の上の筋肉の衰えが
問題なんだけれど、

楽な生活、
楽な暮らし方をしていくうちに

どんどん
膝の上の筋肉が衰えちゃった気がする。

そりゃあ
本当に衰えたら

電動式ベッドが良いと思うし
立ち上がりやすい椅子が

必要と思うけれど、
日本人のDNAに組み込まれている生活は

日本人にやっぱり
あっている気がするから

座る生活も
トレーニングのつもりで

取り入れてみたら
どうだろうか。

(家の中の階段の昇降も運動の一つ)

まあなんですね。
1%の意見だから賛成者は少ないと

思われますが。
膝に衰えを感じたら

あえて
座る生活をたまにするのも

良いかと思う、
TTMゆいの中野むつみでした。

気分転換!

TTMゆいの中野むつみです。

久しぶりに
旭川で朝を迎えた。

窓の障子が明るくなり、
もしや!と思って飛び起きたら、

窓から
朝日を拝むことができた。

ラッキー!

昨年の秋から
旭川の扇松園に宿泊をすることが

多くなったが、
うまく朝日を

見ることができなかったが、
もしかして、

夏至が近いから
朝日が北移動して

見られるかも!
と期待していたが、

こりゃあ期待以上の朝日だ。

旭川の人たちは
みんな大雪山連邦から昇る朝日を

普通に拝んでいるのか。
なんと言う幸せだろうか。

とはいえ、
4時前に起きないと見られないから、

まあ普通の人は見ませんね。

さて、
せっかく

縁起がよく始まった今日なのだから、
扇松園が管理するお稲荷さんに

お参りをしよう!
がしかし、

4時過ぎでは
玄関はまだ空いていないだろう。

と、一応守衛さんに気を使い、
5時になって外に出た。

あーいい天気だ!

で、

お稲荷さんの鈴を鳴らし
お賽銭を入れて、

二礼ニ拍手一礼
で、

扉に貼ってある祝詞をあげる。
何度もきているけれど、

メガネなしで読むせいもあり
覚えられないが、

おじいちゃんが神主だったから、
祝詞の抑揚だけはなんとかわかる。

神様にはお願い事はせず、
お礼を言うものだそうだ。

はい!
ありがとうございました!

朝の5時から
お稲荷さんにお参りしたら

きっと良いことが
ございますぞー!

と、
気分良く宿に戻り

朝風呂に入る。
あーなんと言う極楽か。

昨夜は
部屋に運んで貰った夕食を食べながら、

さんまと黒柳徹子を見て笑い、
のんびりした。

毎日特に忙しくは無いけれど、
というか、

変化のない日々に
少々疲れていたので

あー嬉しい。
気分転換って大事だなあ。

尊敬する稲盛和夫さんは
河原でふるさとを口ずさむだけで

気分転換ができたそうだが、
私はそうは行かない。

日常からの距離も必要なのだ。
今回は、

扇松園さんの女将さん、
ご主人、支配人の息子さんに

お願い事があってやってきた。
むつみさんもまた次の一歩を

歩もうと思ってだ。
昨日はそのお願い事も上手くいったから、

やっぱりお稲荷さんに
ありがとうございました!

で、
良かったのかな。

久しぶりの扇松園の庭は
すっかり初夏になっていた。


滝も清々しい。


とは言え、
このご時世で扇松園のお客様は少なく、

併設しているそば扇は
昼のみの営業。

それで出前も始めたそうだ。
大浴場の日帰り入浴は

土日はお休み。
1000平方メートル以上だからなあ。

それでも宿泊のお客さんが
部屋でアルコールを頂くのは

良いと言うことなので、
いつもの刈穂も頼んだ。

さてと
今日は札幌に帰るだけだ。

JRもガラガラで
密になる心配はなし。

小樽の寿原邸浴衣祭成功の
策でも練りながら帰るかな。

良い気分転換は
良い発想を生むはずだから。

TTMゆいの中野むつみでした。

そう言う意味だったの?!

TTMゆいの中野むつみです。

雨が上がった。
まだ風は強いけれど、

雨は上がった。
ひどい嵐だったなあ、今日は。

午前中は
clubhouseを使っての会議があった。

私がホストなのに、
部屋名を作ることを知らず、

というか、
教えてくれた沙織ちゃんの

名誉のために言うと、
覚えておらず、か。

よくまあ
最終的には5人が集まれたものだわ。

で、
1時間半くらい話し合ったが

その間も窓の外は
大荒れだった。

会議後
お出かけ予定があったが、

心が折れて
タクシーで行った。

で、帰りは、
バスで帰るぞーと誓い、

風雨を避けていたら、
アッチャー!

傘が裏返ってしまった。
あー高い傘なのに。

と思って、
よく見たら、骨が外れていた。

文章でその状態を表すのが難しいけれど、
この傘は、

骨の分は
ビニールに付いている金具に

刺さっているだけなのだ。
わかるかな。

ここここ。

せっかく写真を挿入できるのだから、

写真で見せれば良いのか。
で、

風が強くて
傘が裏返しになると

これが外れるのだ。
今まで気が付かなかった。

と言うより、
何かの拍子にここが外れると

あら、高かったのに
不良品かしら?

と、思っていたが、
わざわざ外れるように作ってあったのだ。

すごい良品!
よほど高い傘だと

骨が沢山あって
強い風でも裏返しにならないけれど、

高すぎて買う気になれないのと
実はそう言う傘は重いのだ。

ならば、
と、この傘を作った人は、

考えたのかも知れない。
逆さ向いたら抜けるようにすれば

骨は折れないと。
私がこの傘を選んだ理由は

可愛いから!
だけだった。

透き通ったビニール生地に
赤と黒で模様がある。

ビニールは厚めで
コンビニ傘とは雰囲気も違う。

だけど、
透き通っているから

向こう側も見えて
雨でも視界が悪くならない。

でも、
風の時は骨が外れるなんて

説明もなかったし、
表示もされていなかったと思う。

多分。
だって傘についている小さな紙なんて

誰も読まないじゃない。
え?読む人、いるの?

まあ私は
説明書類いを

読んだことがないからなあ。

それにしても
今までマイナスと思っていたことが

実は
プラスになったって、

案外
多いのかも知れない。

ある日突然、
え?!そうだったの!

ごめん、勘違いしていた!
いやあ、それならそうと

最初から言ってよね!
え?!言っていた?

私が聞いていなかったの?!
あら、ごめん。

そうおかかあ、
そしたら今まで喧嘩状態に

なることはなかったのね。
なんだかごめん。

最後が人間関係に
擬人化しちゃったけれど、

真意が伝わっていないと
良いことが悪いことに

勘違いされることも
あるのだなあ。

と、思った次第。
早とちりの私、気をつけます!

TTMゆいの中野むつみでした。

着物で小樽?

TTMゆいの中野むつみです。

長女から
『札幌の感染者数減らないね』と

LINEが来た。
本当だね。

としか
言いようがない感じだが、

時は待っていてはくれないから、
とにかく出来ることを致しましょうぞ!

と、わけわからず
やる気が出る私。

まずは、
延期になった小樽の旧寿原邸の

【着物の
着付けをしてもらって

小樽を歩こう!】に
たくさんの人が来てくださるように

今から作戦を練らなくちゃあ。
本当は6月13日の予定だったが

10月3日に延期になった。
考え方によっては、

準備期間が伸びたと言うことだ。
こりゃあ頑張るしかない。

私は
小樽のマチは

本当に着物が似合うマチだと思う。
自分で着物を着られない人のために、

超格安で
着物の着付けもしてもらえるし、

そうそう
7月25日には

着付けの浴衣バージョンも
行う。

プロに着付けて貰うと
着物姿は数倍美しくなる。

まあなんですね。
着物姿そのものが

日本女性には似合うから。
間違いなく男性には

優しくして
貰えると思う。

私はウーマンリブ、
死語だけど、

の時代を知っている女性だが
男性に優しくされることには

全く抵抗はない。
着物を着ると物腰も柔らかくなり、

男性の皆様は
余計優しくしてくださるが

それと男女同権は
関係ない。

想像してみて!
旧寿原邸の門から

着物を着て出てくると
明治時代のような人力車が待っていて、

屈強な青年が引いてくれる。
私はまるで寿原邸の奥様のようだ。

楽しいなあ。
人力車は堺町通りを走り、

運河の前で停まる。

『どこか観光されたいところは
ございますか?』

人力車を引く青年が言う。

『あんなに急な坂を
降りたばかりですのに大丈夫ですか』

私は人力車の上から
静かに言う。

青年は黒く日焼けした顔から
白い歯を見せ微笑む。

『大丈夫ですよ。
鍛えていますから』

あー想像しただけで
素敵!

でも私、
着物を持っていないし。

とお思いの方。
ご安心ください。

旧寿原邸では、
株式会社和光様のご協力で

数千円でリユースの着物と帯が
揃うのだ。

それも
和光のリユース着物と帯は

小樽の水天宮の宮司さんが
着物供養をしてくださったもの。

それを寿原邸で
特別販売してくれると言うのだから、

福の神が降りてくること
間違いなしだ。

今から
10月の宣伝をしてもなんだけど、

札幌にただいても仕方がないから
もう少し落ち着いたら、

小樽で着物姿で人力車に乗り
皆様にお見せしようと思っている。

まずは、
7月25日の浴衣で小樽巡り

旧寿原邸で
格安浴衣着付けにご参加を!

なんとなく
黙っていたら鬱々とした気分に

引っ張られそうだ。
心を外に向けることも必要なのでは?

と、思っている。

TTMゆいの中野むつみでした。

早起きは

TTMゆい中野むつみです。

札幌はやっと暖かくなって
嬉しい!

私は冷夏恐怖症だ。
何故か暑さには強いが

寒さにはめっぽう弱い。
それは冬の寒さだけでなく、

夏の寒さもだめ。
だから夏に九州に家族旅行をした時も

私だけが元気だった。
あっつい日差しの中で、

冷たいビールをグィッ!
あーたまらない。

まあそれはさておき、
夏に寒いとなんだか悲しくなる。

本州の方々にはわからないだろうが、
北海道で暑さを満喫できるのは

本当に数週間なのだ。
多分私は夏の間に陽気を溜め込んで、

1年間の元気を保つんだなあ。

なので、
朝起きてお日様が上がっているかは

とても重要。
今朝はめちゃくちゃ早く目覚め

日の出前の空を見ることが
できた。

オレンジ色の綺麗な空だった。
よし!今日も晴れるぞ!

そして、
そのオレンジ色は

我が家を染めてくれた。

あれ?
こんなの初めて見た。

おかしいなあ。
夏の早起きは去年から始まり、

結構日の出前も見ていたのに
気がつかなかったのかしら。

私は朝起きると
お日様をパチリと撮る。

その日がよい日でありますように。
そんな思いをこめる。

そのあと
先に逝った愛する人たちのお茶を入れ替え、

神棚に柏手パンパン。
愛する人たちの写真の前で、

柏手パンパンと
お燐をちーん。

夫の両親は仏教で
うちの実家は神道だったから

こうなるのだ。
で、

夫の靴を替えて軽く磨き
新聞をとる。

夫のコーヒーポットと
自分のカップにコーヒーを入れて

黒ニンニクの皮を2個剥く。

こんなルーチンだから
居間の壁に入る陽に

気がつかないわけは
ないのだが。

もしかしたら、
今日しかこの壁に映るオレンジを

見ることができなかったのかも
知れない。

太陽の上がる位置
太陽の角度

そして
晴れているか

一番は時間かな
今日は4時前に起きたのだから。

起きた時は
壁には何も映っていなかった。

日の出前の写真を撮って
振り向くと

壁に額に入ったように
オレンジの光が二つ

映っていた。
そして、

日が上がると
壁のオレンジは消えていた。

早起きして良かったなあ
きっとよいことがある。

なんだかそんな気がした。
午前中に宿題に取り組んだら

思ったより早くに終わった。
よし、午前中のうちに

藻岩神社にお参りしよう。
歩いて数分の神社に行くと

だあれもいなくて静かだった。
木が繁っているので

薄暗い感じなのに
写真に撮ったら

めちゃくちゃ明るい日差しが
映っていた。

不思議

早起きしすぎて眠くなって
昼寝から覚めたら懸案事項が動き出した。

母のワクチン接種日も
決まった。

やっぱり
早起きは三文の徳なのかな

早く起こしてくれた神様に
感謝である。

TTMゆいの中野むつみでした。

大断捨離から未来へ!

TTMゆいの中野むつみです。

今日から6月
着物は単衣になるので

衣替えをした。
で、

Facebookの写真も単衣に
衣替え。

ただし
この写真は昨日撮ったので

一足お先に単衣に
手を通したことになるが

運良く天気は晴れて
良かった!

で、
本日はこの江戸小紋を着てみた。

去年、
当たると確信的に思って買った宝くじが外れ、

しょげかえっていた時、
バーゲンで買った着物だ。

残念ながら
プリントのようだが気にしない。

今日は自宅で仕事だけど、
気合いを入れて仕事をしようと

着てみたのだ。

実はようやく
このTTMゆいの仕事を

本気でする気になった気がする。
今日がその本番開始の区切りとした。

あれは3年前の3月のことだった。
私が席を置く夫の会社で

大断捨離をすることになった。
あまりに会社の中が散らかり、

整理がされておらず、
私は友人の【職場の整理整頓のプロ】

廣澤克美さんにお願いして、
社員向けセミナーと

一緒に断捨離!をして貰ったのだが、
これが私の心の断捨離をする結果にもなった。

それは一枚の賞状だった。
10年以上前に私が貰った賞状だった。

夫と私は、
北海道中小企業家同友会の会員だが

そこで経営者や幹部社員向けの
同友会大学という研修会を行っている。

半年間毎週一回行われる研修会で
講師は北大の名誉教授を始め

錚々たるメンバーだった。
私はそれを受けることにした。

看護学校には行ったけれど
大学には行っていない私は

先生方の講義を食い入るように聞いた。
講師陣には経営者の方々もおられたが、

皆さんのお話は
私の浅知恵を覆し

毎回
興奮して講義を聞いた。

そして、
4回講義が終わるとレポート提出をした。

2000字以上のレポートだった。
最初は書くことができず夢にまでみたが、

そのうち
レポートを書くことも楽しくなった。

卒業レポートもあった。
それは6000字以上だったかな。

かなりのボリュームだったけれど
一日で書き上げた。

そのくらい興奮していたのだ。

そして
その卒業レポートは

優等賞を頂いた。
同友会大学は歴史が古く、

すでに2000人くらい卒業しているが
優等賞を取ったのは私で15人目だと言われた。

その賞状は会社の壁に
ずっと掲げられていた。

が、
その大断捨離の時

私はそれを捨てようと決めた。
だって、

経営者の勉強会で10年前に貰った賞状が
何になるというのか。

今の会社の状態が
その学んだ結果なのだから。

私はその賞状をおろし、
一応写真に収めた。

写真として取っておく意味はあるのか?
と思ったけれど一応撮り、実物は捨てた。

それを見ていた廣澤さんが、

『むつみさんが一番大きなものを
捨てたかもですね』と言った。

それから3年、
私はようやく過去から未来に

本当に歩け出せそうだ。
大きな断捨離ほど

結果が出るのが
遅いのかも知れないなー

なんて思っている。

TTMゆいの中野むつみでした。