ライアーコンサート

TTMゆいの中野むつみです。

あっつい!中、
小さな小さなコンサートに

行ってきた。
池末みゆきさんのライアーコンサートだ。

ライアーという楽器も耳なれず、
池末みゆきさんも知らなかったのに、

去年の今頃、
小樽健康応援社小林さんのFacebookで

池末さんのお名前を知り、
行きたくなった。

その時はすでに
健康応援社でのコンサートは終了し、

来年2021年の7月11日にします!
と言うお知らせだったので、

予約します!
と、申し込んだのだ。

そして11日、小樽のニシン御殿で、
コンサートが開かれた。

健康応援社さんの
設立10周年祝賀会を兼ねていた。

全く予備知識もないまま、
池末さんの奏でるライアーの音色を聞いた。

少し広い会場だったから、
マイクを通しての音だったが、

すっかり
その音色に魅せられ、

私はCDを買い、
それから毎日聴いているが、

その時、
池末さんのスタッフ?の方から、

今日のコンサートのことを
お聞きしたのだ。

ギリギリ一人なら
参加できそうだった。

場所は豊平館だ。
マイクを通さずに聴けそうだ。

私は迷わずに、
参加します!と、お願いした。

で、
行ってきたのだが、

ライアーの演奏のみならず、
池末さんの話が心を和らげてくれた。

何気ない話なのだが、
それが優しい声とともに

私の心に入ってくる。

女性は元々声に敏感だと聞くが、
声はその人を表すような気がする。

なんと言うのかな、
低い声とか高い声とか、

そう言うのではなくて
人の心に入りやすい声と

入りにくい声がある気がする。

親から貰った声だから
仕方がないようだが、

それも少し違う気がする。
池末さんの声は小さい。

でも、
聞こえる。

耳で聞くのではなくて、
心で聴く感じだろうか。

そして、
そのお話の続きのように

ライアーが奏でられる。
池末さんは、

幼児教育に人生の大半を
捧げておられたが、

その線状にライアーが現れたようだ。
子どもたちにオルガンやピアノで

音楽を奏でていた指は
とても84歳とは思えないほど、

綺麗で柔らかそうだった。
今日は運良く、

池末さんの真前で聴くことができたので、
その指の動きにもうっとりした。

と言っても、
ついつい目を閉じて聴いてしまう。

本当に不思議なくらい
心地よい音楽なのだ。

今日の参加者は
20名くらいだったのだろうか。

小さな音楽会だったけれど、
聴きにいらした方々の心も透き通っているようで、

なんだかちょっと場違いの気もして、
帰りはそうっと帰ってきた。

小樽でも
帯広でも札幌でも

来年もコンサートはあるようだ。

『生きていたら来ますね!
と約束しました』と優しい笑顔で

池末さんは話されていた。
私も、生きていたら絶対来る!

静かに
生きるエネルギーが湧くコンサートだった。

TTMゆいの中野むつみでした。