地がもつ力を感じた日

TTMゆいの中野むつみです。

ひょんなことから、
福井越前竹田のまちづくりに

首を突っ込むことになり、
行ってみたら素敵なところ!

そして、
なんと全てにおいてセンスが良いのか!

と、
驚き、

まずは、
民家再生のお手伝いと

その文化工芸に触れる旅を
計画することにした。

もち、
北海道から行くのだ。

具体的なことは
遊プランの千洋社長に任せるとして、

私は、
さーて、どんなことができるかな?

と、
今回は目標を定めて

下見に福井に行った。

前回、福井を訪れた際、
心を奪われてしまった五島さんの

刺し子ギャラリーは
是非ツアーコースに入れたいと、

遊プランの千洋社長に言ったら、
『できれば実際に教えてほしい』

とのこと。
それも、頼んでみよう!

で、
早速その日のブログに

マニアック福井ツアーを書いたら、
五島さんが読んでくださっていて、

話はなんと早いことか。

五島さんは、
【ふくいモダン刺し子 麻の葉会】の

主宰で
40年も福井の刺し子の普及に務めておられる。

で、
早速ギャラリー見学と実習をお願いしたら、

『もちろんお受けいたします。
初めての方にはこちらの生地で、


経験者はこの模様など
如何でしょうか』


いつも多くの方々に
五島さんは教えているので、

常に
こう言う教材を自分で作って

用意しているのだそうだ。
麻の布は水通しをして

縮めている。
下絵も書いてあり、

チクチクから楽しめる。

私は針を持つことが苦手だけれど、
こー言うツアーをしたい!

と、考えて、
あちこちと繋げていくのが

好き。
なので、

ツアーでも
お喋り役かな。

でも、
五島さんは私にも、

やってご覧なさい!
と、言うだろうな。。。

うーん
そこだけが心配。

まあそれはそれとして、
この刺し子だけのために

このツアーに参加したい方も
いるはず。

で、
全てのマニアック福井ツアーには、

越前竹田の古民家再生見学を
入れる予定だ。

色々なことは
これから動いていくけれど、

今回は
北海道の泰伸データウエアさんの力をお借りし、

側溝が埋まり、
地面が水浸しになった古民家の

水捌け工事を行った。


これが終わると、

具体的な再生行動が
始まっていく。

泰伸の小林さんは
道内でも樹木再生活動をしているが、

越前竹田の地域の再生にも
熱心だ。

そのわけを
側溝掃除をしている小林さんに

聞いてみた。

竹田の何に惹かれたんですか?

『ここには枝垂れ桜の里があって、
そこを見た時これだけの枝垂れ桜が咲く里は

素晴らしいエネルギーに満ちていると
感じました。

山のエネルギー、地のエネルギー、
空気のエネルギー、そして

水のエネルギーです。
ここは残さなくちゃあ。

そして、
この古民家を残さずにいたら、

私たちの繁栄も意味がなくなる』
と、小林さんは言った。

その意味を
越前竹田に来たら

きっと感じると思う。
北海道の皆さま、

マニアック福井ツアー
是非ご参加下さい。

TTMゆいの中野むつみでした。

人見知り故

TTMゆいの中野むつみです。

私は人見知りだ。

ただし、
初めての人が苦手なことはない。

知らない人が困っていたら
躊躇なく声もかけられる。

何が人見知りかというと、
どんどん友だちを増やすことができない。

そして、
友人たちとの距離が一定ある。

わかるかな?
かと言って、

友人たちと離れているわけでもない。

例えば、
私には小林さんというお仲間がいる。

私が所属する中小企業家同友会という団体の
女性部で知り合った。

彼女とは仕事も違うし
性格も違う。

彼女は全国に友人をすぐ作る。
先輩の女性経営者にもたくさん可愛がられている。

彼女とは、
普段はあまり会うこともない。

でも、不思議なことに、

10年前、
私が小樽に、

まちづくりのNPOを作ったのは良いけれど、
何をどう動けばわからなくなった時、

私はふと小林さんを思い出し、
会社を訪問し、

彼女に話をした。
彼女は自分が見たバンクーバーの街の話を

してくれた。
そして、

街の色には気をつけて。
と、言ってくれた。

ただそれだけで、
小樽のまちづくりの具体的提案が

あったわけではないのに、
何故か私の心は再び前向きになって、

よし!頑張ろうと
思った。

その後も彼女とは
たまに勉強会で会うだけだったが、

ある時その勉強会に
福井の奥村さんという女性経営者を

連れてきてくださった。
私は、人見知りなので、

全国の交流会で奥村さんとご挨拶はするけれど、
近しく話したことはなかった。

私は札幌の勉強会に
出席してくださったのだからと、

奥村さんにご挨拶したら、
大先輩なのに奥村さんから

私に握手をしてくださった。
が、

その時の奥村さんの手の優しさは
今までに触れたことのないような優しさだった。

手が優しいのだ。

その後、
奥村さんのインタビューをさせてもらう事になり、

北海道にいらしてくれた奥村さんの事前インタビューを
小林さんの会社をお借りしてすることになり、

それから、
あれよあれよという間に、

私は福井越前竹田のまちづくりに
首を突っ込むことになり、

今回はその忙しい小林さんも巻き込んで、
福井入りしている。

ホテルで朝食を
奥村さん、小林さんと頂きながら、

全てはご縁なのだなあと
思った。

そんなに距離が近くなくても、
一緒に何かをするご縁がある方とは

何かを始める。
そんなものなのかも知れない。

そう考えると
距離を保った友人がたくさんいるのは

良いことなのかも知れない。

きっとこれから日本中で
そのご縁が花開いていくのだなあ。

66年間の
距離を保った友人たち。

人見知りだった故に
距離を縮められなかったけれど、

そのおかげで
離れることもなかったのかも知れない。

色々な意味で
自分の人見知りな性格が良かったなーと

思う近頃である。


TTMゆいの中野むつみでした。

晴れた札幌から福井横浜へ!

TTMゆいの中野むつみです。

本日から福井だ。
近頃、めっぽう福井づいている。

きっと福井の神様に
気に入られたのだと解釈。

朝の空もいい感じ。
関東は大雨らしいが、

千歳を飛び立てば、
あとは小松までは室内だから、

まあなんとかなるでしょう。
で、

朝10時から、
稲富先生の鍼治療を受け、

万全の体調になり、
夫に千歳まで送って貰った。

今回は、
飛行機を取るのが遅れて、

千歳羽田間は当日買いになったが、
シルバー当日割引で半額予定。

ただし、
時々満席になるので

早めに千歳に入ったら、
あら、13時5分が空いてるわ。

まあ羽田でゆっくりしたら良いものね。
羽田発小松行きは18時10分だ。

色々な便が欠航状態なので、
少々繋ぎが悪いのは仕方がない。

航空各社も大変だもの。
そう言えば、

昨日母に、
morimotoでお菓子を買ったら、

面白い広告が出ていた。
仁木のさくらんぼ農家さんを応援するために、

JALとスカイマークの社員さんが
さくらんぼの採取応援に

ボランティアで行ったそうだ。
そして、

その取ったさくらんぼで
morimotoがさくらんぼケーキを作り、

一個につきいくらだったかな、
100円くらいだったと思うけれど、

さくらんぼ農家さんに寄付するそうだ。
JALもスカイマークも、

そしてmorimotoも
大変だと思うのに、

えらい!
と、ここまでのブログを

空港内のカフェで書き、

そろそろ搭乗案内だわ!

と、11番搭乗口に行ったら、
目の前のショップで

仁木のさくらんぼを売っていた。
これは買わねばなるまい。

そうそう、
コロナで、

どうして
さくらんぼ農家さんが困っているのか?

を、
morimotoの店員さんが説明をしてくれた。

外国からの観光客の皆さんも
仁木のさくらんぼがりを

していたのだそうだ。
観光客が激減し、

木に実をつけたままの
沢山のさくらんぼを採ることができず、

困っていると知った航空会社が
お助けマンになったと言う。

そうなんだねー

飛行機は順調に飛びそうだ。
明日は越前竹田で

古民家再生の第一歩を見学予定だ。
力仕事なので、

むつみさんは役に立たず、
応援団に徹するわ!

そして、
5日は福井市内の魅力をカメラする予定。

福井の【真似ができないセンスの良さ】を
どこまで写せるか。

実は、
コロナが落ち着いたら、

友人の
遊プラン千洋社長の協力を得て、

福井マニアック旅を企画予定なのだ。
ふふふ、乞うご期待!

6日は新横浜で
栄港建設の岡野さんの

インタビューをする。

家族経営の強みを生かした経営で、
外部環境に関わらず業績を伸ばしている会社だ。

さあ

仁木のさくらんぼを食べながら、
行ってきます!

TTMゆいの中野むつみでした。

トンボの帯で

TTMゆいの中野むつみです。

ブログに
写真をつけるようになってまだ少々だ。

ブログ自体は、
株式会社補償セミナリーのブログを

11年書いていたが、
どうも写真を入れるのに抵抗があり、

文章だけだった。
それが、このゆいブログを書くにあたり、

よし、写真にも挑戦してみるか?
と、ふと思い、

他の方々と同じく
写真入りブログ!となったのだが、

書きたいことは浮かぶのに、
写真がない。

ならば、
写真をとにかく撮って置こう!

と、
手当たり次第に

写真を撮ったけれど、
書きたいことが浮かばない。

まあなどなど、
写真入りブログを続けることは

結構難しい。
で、

今日の
ブログのテーマは

夏着物!

着物は、
洋服と違い、

季節で明らかな違いが有る。
6月9月は単衣で、

7月8月は夏着物。
それ以外は袷。

私が着物を着るようになったのは
昨年の4月くらいだ。

札幌きもの学院の遠藤院長に
着付けをワンツーマンで習った。

きっかけは
この写真の祖母の形見の着物が

出てきたからだ。
実家を取り壊す際、

納戸部屋になっていた
祖母の部屋の箪笥から見つけた。

祖母が亡くなって
30年以上引き出しの中で

眠っていたことになる。
それも、デコラのタンスだ。

よくもまあ
シミ一つなく眠っていたものだ。

実家の取り壊しは
色々あって所有権のない私が

全てを取り仕切ることになり、
やってみなければわからない!

心の葛藤と向き合い、
やっとのことで
できたのだが、

その心の葛藤の中に
実家に山ほど残った【モノ】の処理があった。

これは家ねっとのお仲間、
柴山さんの力も借りて、

どうにかやり遂げたけれど、
その時、

アクセサリー類と着物は
どうしても持ち帰りたかった。

アクセサリーは
姉と相談して、

処分したり分けたりしたが、
着物は、

『要らない』ものになり、
迷ったけれど、

私が貰うことにした。
だが、着られない。

どうしたものか、
と思っていたら、

なんだか、
着物を着る機会がどんどん増えて、

遠藤院長をご紹介いただき、
よし!着る!と、

なったのだ。
着物は叔母の形見もいっぱいあったから、

これで、
箪笥の肥やしにはならない。

で、
習い初めて、

この季節性を知ったのだが、
どうせ着るなら、

一番の売り、インタビューは
全て着物にしようと決めた。

ちなみに、
一回目のインタビュー、

ウヤマ美容室の宇山先生のインタビューは
洋服だ。

そして
一年で着物も帯も増えた。

リユースと言う優れものも
知った。

この帯は
先日、

リサイクル着物
和ものや傳で買った。

着物は、
季節を先取りするから

7月からトンボでも
おかしくないそうだ。

実家の取り壊しは
実家との訣別感が半端なかったけれど、

私の新しい挑戦に
祖母がプレゼントをくれた気がする。

TTMゆいの中野むつみでした。