福井マニアック旅企画旅その一

TTMゆいの中野むつみです。

不思議だなあ。
私の感性は昔から鋭かった!

と、自負していたが、
どうもそれは間違いだったと

思い知らされた福井の旅。
今回の旅は、

春に行われる
遊プラン特別企画

【福井マニアック歴史旅】の
下見だったのだが、

『それは永平寺は抜かせないでしょ!』
で、

遊プラン千洋社長、
と、千洋社長のお母さん、

と私の旅二日目最初は、

永平寺から始まった。


今回の旅の案内人奥村繁子さんからは、

『永平寺に入ると
大きなすりこぎがあります。

それは、
身が擦り切れるほど

人のために尽くしなさい。
と言う教えです。』と、

説明を受けていた。
今回は企画を練るための

超早歩きツアーだから
それだけを聞いて

3人は山門を潜ったら、
きゃは!なんと言うところ!

心も体も清められて
涙が出そう。

前々日に訪れた富士山浅間神社とは
また違った山の空気だ。

明るい感じがした。
樹木の種類も違うのかもしれないが、

山の空気感も違うのだろう。
私たち女性三人は、

大人らしい歓声のあげ方で
お寺の中に入る。

がしかし、
その階段はすごかった。

若い修行僧が
草履のサンダルバージョンみたいなのを履いて、

さささ!と
階段を上がり登りをしていたが、

いやはや
階段ってすごい。

足の疲れが半端ない。
千洋社長お母さんと私は

歳の差4歳だが
彼女の方が私より

遥かに足腰丈夫だ。
それにしても、

登りはきつかった。
降りは、

お婆さん降りの方が
体には良いらしいですよ!

なんて千洋社長のお母さんに言われ、
ポツンポツンと降りる。

その下りの途中、
御目当てのすりこぎ棒が

ぶら下がっていた。
大きなすりこぎは

参拝者に撫でられて
ツルツルになっていた。

で、
そこに来て思い出した。

私は40代中頃
会社の社員旅行で永平寺に来たことがあり、

その時、

『このすりこぎを撫でたら
料理が上手になる』と会社の先輩に言われ、

撫でたついでに
お土産にすりこぎを買ったのだ。

なんと言うデマ。
で、

思ったのだ。
何故に40代の時、

私は永平寺に感動を
しなかったのだろうかと。

確かに
階段をたくさん登ったことと

すりこぎを撫でたことは
覚えているが、

どうしてだ!

だから、
永平寺はツアーの選べるオプションに

しようと思っていたのだ。
でも千洋社長に、

『皆さん、永平寺は見たいでしょ?』
と言われて、

そうお?と、
下見に来たが、

若い千洋社長も
感嘆の声をあげるほどのところだった。

この素晴らしさを
感じなかった私って何?

で、
ツアー本番も、

二日目最初の行程に
永平寺は入りそうだ。

早朝の清々しい空気を
肺いっぱい吸って欲しい。

ちなみに
永平寺にはエレベーターが密かにあり

一定のところまでは
車椅子でも杖の方でも

行けまするぞ!

福井マニアック旅は
来春発売予定!乞うご期待!

TTMゆいの中野むつみでした。