自分に普通にお金を使えること

TTMゆいの中野むつみです。

知らず知らずのうちに
親の影響は強く受けているらしい。

私は母親っ子で、
いっときも離れることなく一緒にいて

母親の言うことは一番だと
思っていた。

だから、
うちの母親がおやつも

おかずも
美味しいものは自分で食べず

娘たちに分けるのも
親ってそう言うものだと思っていたから、

自分が親になった時も、
『ママの分はみんなで食べて』だったが、

ある日それをみていた義母が、

『うちは違ったわ。
私も食べていたから、

クリスマスケーキを
五等分するのはとても上手だったよ』

と、言った時は
本当にびっくりした。

夫は男の子3人兄弟だったから、
家族は5人。

それを等分に分けて
義母も食べたことになる。

私は別世界の話かと思うほど
驚いた。

また母は、
お化粧も滅多にせず、

美容院にも年数回しか行かず、
母親ってそう言うものだと

私は思うようになっていたようだ。
なんて言うのかな、

自分にお金をかけることは
よくないことと思っていたのだ。

最も、
そう思っていたと自覚したのは

本当に数年前だった。

母親、妻、が、
自分のためにお金を使うことは

悪ではない。
よし!使おう!

と思っても
ブレーキがかかる。

罪悪感が湧いてくるのだ。
おかしいなあ。。。

それが消えたのは、
多分2年前に白大島紬を買った時だと思う。

とても良いもので
特別に割引でも100万円だった。

ありえない金額。
でも、欲しいと思った。

私は22歳から看護婦をして働き、
その後は夫の会社で身を粉にして働いた。

いいよね、買っても?

夫に言う時は
心臓か飛び出そうだったけれど、

夫は、
買ったら?でも高いんだね着物って。

と笑って言ってくれた。

それからは、
看護婦時代の退職金分は

着物に当てちゃおう!
美容院でエステも良いかも!

稲富鍼灸院は
私の体力保持に欠かせないけれど、

気持ちの良いアロマセラピーも
たまには良いかも!

と、
自分にお金を使うことに

なんの抵抗感も
なくなった。

まあ借金してまでは
使いませんが。

なので、
事前インタビューのために前入りした日曜日、

旭川グラースの
アロマセラピーをまた予約した。

今回は2時間全身コースにしてみた。
いつもなら12000円だけど、

10000ポッキリだという。
まあお得!

で、
足から始まったセラピーは

気持ちよくて
途中少し寝てしまったようだ。

2時間もの間
オイルマッサージをしてもらうって

どんな感じ?
と思っていたけれど、

時間はあっという間に過ぎた。
前回は、

両腕から上のセラピーだったけれど、
眠ることはなく、

というか
いびきをかいたけれど

頭はしっかり覚醒していた。
かなり頭使い過ぎ!状態っだったが、

今回は少し眠ることが出来て
いびきも記憶の向こうで聞こえた感じだった。

終わった後、

あー気持ちよかった!
また来たい!

と素直に思った。

不思議に自分に優しくなったら
夫にも優しくなった。

変なの。。。

TTMゆいの中野むつみでした。