小樽観光にハマった!

TTMゆいの中野むつみです。

私の行動は
全て『縁』と言うか、

どこかの誰かが
引き寄せてくれるようだ。

それは、
『マチ』にも適用されるようで、

その代表作が『小樽』だ。
2011年の9月、

用事があって行った久しぶりの小樽で、
私は突然閃いた。

ここは宝の山だ。
この古い建物を見かけはそのままで

中を快適にしたら
多くの人が移住してくる!

で、その閃きを実行に移し、
NPO法人を作り活動を開始したが、

実は私、
それまで小樽は

ごく稀に行くところでしかなかったのだ。

私は、10年小樽に通い、
小樽の皆さんの温かい眼差しの中で、

活動は一定の評価を得て、

今代表は
小樽を愛してやまない石井さんになった。

もちろん、彼は、
小樽生まれ小樽育ち運河闘争経験者だ。

で、私は
代表を離れたら

俄然、
小樽観光をしたくなった。

代表の時は
観光に目がいかなかったが、

どうしたことか、
普通の会員なった途端、

小樽を楽しみたくなったのだ。

そうだ!小樽に行こう!
みたいな感じだ。

そう思うと不思議だ。
観光するようなチャンスが

やってくる。
まずは、7月8日だった。

私の着物好きを
応援してくれている【KIMONOHANA】が

3日間だけ、
小樽北運河UNGA↑で

催事をするという。
それも、8日だけ、

西村なぎさカメラマンに
写真を撮って貰えるらしい。

こりゃあ行くしかない!
8月は親戚を小樽に案内するから

下見だぜい!的なノリで
私は朝早くから小樽に行き、

歩き出した。
そうなんですよ〜

小樽の魅力は
歩くことがだいじ。

周りの建物が
ステキなだけではなくて、

なんとも言えない空気感が
いいのだ!

まずは
UNGA↑でお買い物をし、

写真予約をして

散策とお昼だわ。
と、北運河から一本駅側にある

【カフェ石と鉄】へ。
ちょうど晴れていたので、

お外のテーブルで
ランチをした。


あのさあ
観光だから

ちょこっとだけ
飲んでも良いよね?

と神様に聞いて
小樽ビール!

美味しい!
ランチをしながら見えるのは

普通に古い建物を使って
営業している会社。

そこにゴミ収集車が
やんわりした曲を流しながら

やってきた。
たったこれだけなのに

絵になる不思議。

これはここにきて

感じなきゃあわからない。
アガルーと一人で囁きながら、

食事が終わり、
さーてどこから歩こうか。

堺町は熟知しているから
今日は梁川通りから歩くかな。

ここはなんとも言えない寂れ加減と
地元人々の生活感がマッチして

心が落ち着く。
で、そこから旧手宮線を見ながら

堺町通りに戻ったのだが、
その日の歩行数は17000歩を超え、

もう歩けない!
で、人力車を拾った。

そして、
連れて行って貰ったのは、

旧手宮線の奥だった。
なんと!素敵!

私は、
この旧手宮線で

西村なぎささんに
写真撮影をしてもらう事に決めた。

小樽観光の奥深さを伝えるのには
私の写真の腕ではダメだ。

で、
本日、これから小樽に向かう。

皆さま
小樽旧手宮線の風景と私。

またアップしますので
見てくださいね〜

TTMゆい中野むつみでした。

手相に出るほどのお節介?!

TTMゆいの中野むつみです。

私は手相に出るほどの
お節介らしい。

あれは何年前だったかな
大好きな友人廣澤克美さんの

変わったセミナーに
参加した時のことだ。

セミナーの内容は
お片付けの基本、

みたいな感じだったが、
このセミナーには、

手相とタロット占いが
ついていた。

どうも
片付けができるかどうかとも

関係があるらしい。
で、

その時の手相の先生に言われたのが、
『すごいお節介!

それに人の話は聞かないから
廣澤さんのいうことも聞かないですよ〜』

即座に廣澤さんが
当たってる!と、

大笑いをしていたが、
本当に当たっている。

私の出逢いの多くは
このお節介から始まっている気がする。

例えば、
先週の土曜日のことだ。

私は小樽で用事を済ませ、
夕方の5時前ごろ

小樽駅にむかって歩いていた。
ふと前を見ると、

薄いブルーの着物を着た若い女性が
歩いていた。

あら、珍しい。

でも着物の着方は
自己流今風のようだった。

彼女は私の視線を感じたのか
こちらを見て声をかけてきた。

『あの〜私の着物の着方、
変なところはないですか』

え?!
と思ったが、

一応確認したら、
草履が冬草履だった。

『草履は夏用じゃないと。。。。』
彼女は困った顔をした。

あれ?
『日本人ではないのですか』

彼女は頷いた。
これから札幌の花火大会に行くと言う。

『それだったら、
札幌駅の地下に

着物のリサイクルショップがあるから、
連れてってあげるわ。

格安で草履が買えるはず!』
彼女は頷いて

そこから短いけれど
彼女と私の小さな旅が始まった。

彼女の名前は
ズーング?

何せベトナムの発音は
わからない。

日本の文化が大好きで
ベトナムから留学してきたと言う。

そしたら、
下宿先の大家さんの知り合いのお婆さんに

沢山の着物を貰ったのだそうだ。
彼女はその着物を

YouTubeを見て
一人で着たそうだ。

帯枕や帯板を使っていないのに
上手に帯らしくなっていた。

車内で楽しく語らっているうちに、
あっという間に電車は札幌に着いた。

彼女は、
『お金、おろしてきます!』

とATM駆け込んだ。
一生懸命に働き、

貯めたお金なんだろうなと
思った。

着物リサイクルショップ
【和ものや傳】に着くと

彼女は、
『わあ!綺麗!』と

帯の棚に直ぐに向かった。
本当に着物が好きなようだ。

ベテランの店員さんが
ズーングさんの足に合う草履を探してくれた。

お店は、
とっても忙しそうだったけれど、

『もうちょっと待ってくれたら
着付け、しますよ。』

と、言ってくれた。
良かった!

帯枕と帯板も買って
ズーングさんは

着付けを待っていた。
そして、

お店が少し落ち着いた頃、
彼女は着付けをし直してもらい、

美しい姿を私の前に
見せてくれた。

なんと可愛い!

私とズーングさんは
地下鉄真駒内駅まで一緒に行った。

ズーングさんのお祖母さんは
70歳だそうだから、

私にとっては
孫に近いか。

ちょっと声をかけただけで
私はベトナム人の

友人を得た。
日本が大好きで、

日本の着物が大好きなズーングさん。

だから、
お節介はやめられない。

そして、
協力してくれた和ものや傳さん、

ありがとうございました!

TTMゆいの中野むつみでした。