新変化?

TTMゆいの中野むつみです。

人生の変化は、
出逢いによって

もたらせられると思うが、
その出逢いを、

決めるのは自分だ。

ある意味、
私にとっては、

歌を習うと言うのも
その出逢いだった。

たかが歌の練習に
決断がいる?

だけど、
音痴でリズム感なし!の上、

練習が大っ嫌いな私だから、
歌を習うなんて〜

だったけれど、
私は運命に引きずられるように

めぐみ先生と出逢い、


そして、

チンタラと
歌を習うようになった。

このチンタラが
私にとってはとても大事で、

でも、練習日は必死に習う。
そして、

私はめぐみ先生から、
オペラと言うドアを開けてもらった。

私にとっては、
生涯、

開けることはないと
思っていたオペラだったが、

めぐみ先生が
プロのオペラ歌手だったから、

必然的に
ドアは開いた。

へええ
オペラって演劇なんだ!

これが私の感想だった。
夏に2回ほど札幌で

オペラ見た。
初めての人でも分かりやすく

楽しめるものだった。
私の世界がまた広がった。

そして、
もう一つ私の世界を

ぐいぐい広げてくれているのが
お能の世界だ。

こちらも
成り行きで

え?!謡を習うんですか!
私が?

状態で始めた謡だが、
練習嫌いの私を

先生と仲間たちが
煽てたりおだてたり、

微笑んでくれたりで
どうにか続けているが、

その謡の先輩たちが
東京で発表会に出演すると言うので、

応援に行くことにした。

全国から

同じ先生に習っているお弟子さんたちが
集まるらしい。

場所は、
東京都中野区東中野。

ふーん
どんなところかしら。

新宿に泊まると
タクシーでも行きやすいらしい。

どれどれ
行ってみようか。

と新宿のホテルに
宿泊し、

朝、雑踏の中の新宿から、
ヒーヒー言いながらタクシーに乗り、

『東中野までお願いします』
と運転手さんに言ったら、

あっという間に
『ここら辺ですよ』

え?!もう着いたの!

そこは新宿のすぐ近くなのに
全く空気感が違うところだった。

タクシーを降りると
ステキな路地があり

ステキなカフェがあった。
発表会開始までには

少し時間があった。
朝ご飯も食べていないし

コーヒー飲みたい。
入ってみよう〜

と、洒落た空間に
ちょこっとビビりながら

お店の方に
『もう入っていいですか?』と聞くと、

と美しいその方は
ニコッと笑って

私を中に入れてくれた。

私は、
大きなキャリーバックの置き場所に戸惑いつつ、

大きめの丸テーブルの前に座り、
バナナトーストとコーヒー!

を頼んだ。
程なくして出てきたバナナトーストは

シナモンの香りが心地よく
本物のピーナツバターが

美味しかった。
ついつい好奇心が全開になり、

その美しい方に色々聞くと、
友人たち5人が始めたカフェで

そのお仲間のお一人が
お能のインタビューをされていて

この場所とも
ご縁ができたそうだ。

あら!
私も角当先生のインタビューをしたんですよ!

などなど、
まだ二十代と思しき女性と

私は楽しく会話をして
先輩たちの発表会を

観に向かったのだが、


私は、

東中野というところで
自分の中にあった東京の概念が

変わったのを感じた。
やっぱり、

動かないとダメだわ。
そして、新しいことも

やってみる。
さあまた来よう!

東中野の
なかなかの。

人生はこれだから
やめられない。

TTMゆいの中野むつみでした。

お酒の効用?

TTMゆいの中野むつみです。

私はお酒が大好きだ。
あまりの好きさに神様が心配されたのか、

数年前に突然下戸になり、
がーん!

これでは生きてる価値がない。。
と、

再び飲む訓練に励んだ結果、
八割がた飲めるようになった。

何もそこまでして、、、
と、お思いだろうが、

私の夕食はアルコールと共にあり、
この料理だったら日本酒、

これなら赤ワイン、
これならビール!

なので、
飲めない夕食は【ない】に等しいのだ。

なので、
アルコールが復活した今、

先日、
ウヒョヒョの方のインタビューを

することができた。
それは小樽の田中酒造の

田中社長のインタビューだ。

何せ、
事前インタビューも本番も

酒蔵の中で
酒酵母の香りと共に行った。


いやあ〜
幸せだった。

酵母の匂いでは酔わない。
ただただ気分が上がる。

お話の中では
今まで知らなかったことも

いっぱい伺ったけれど
それは本番アップをお楽しみに!

で、
当たり前に、

事前インタビューの帰りには
お酒を一本買い求め、

家で静かに味わったのだけれど、
なんて日本酒は美味しいのだろうか。

もちろん
お酒のあてはお刺身だ。

日本人に生まれてよかった!
だけど、

飲兵衛なので
BARも好き。

近頃は中々本格的なBARに
行く機会が減ったけれど、

福井に行くと
必ず連れて行って貰うのが、

BAR蟻。
これぞBAR!というカウンターに

素敵なマスターが一人いて
カクテルを作ってくれる。

私が好きなのは柑橘系なので、
サイドカー、XYZは欠かせない。

今流行りのジンが苦手なので
ラムやウオッカがベースなのが多い。

初めて本格的BARに行ったのは
いつだったろうか?

よく覚えてはいないけれど
夫とよく行った思い出がある。

夫婦で飲兵衛だから、
素敵なBARは楽しい。

BARの魅力の一つに
マスターとの会話がある。

良いBARのマスターは
お客様の中に入り込まず、

でも、
時折楽しい会話をしてくれて、

夫婦で行くと
飽きずに楽しさが倍増するのだ。

今まで夫婦で行ったBARの中で、
一番良かったのは、

愛知県知立市という
一般方にはあまり馴染みがない町の

中クラスのビジネスホテルの
最上階にあるBARだった。

そこはトヨタ関係なのだろうか、
中クラスホテルでも、

外国人のビジネスマンが
多く泊まっていた。

当時、
長女夫婦が隣町の刈谷市にいて、

私たち夫婦は
そのホテルを定宿にしていた。

娘たちと別れたあと
夫婦で最上階からの夜景を見て

二人でショートカクテルを
飲み交わすのが常だった。

カウンター向こうに
ライトアップされた、

刈谷サービスエリアの観覧車が
小さく見えた。

二人の会話は
今別れたばかりの娘たちの話になった。

お酒って不思議。
料理も美味しくなるし

思い出も美味しくなる。

いやあ、ホント
飲めるようになって良かったなあ〜

TTMゆいの中野むつみでした。