家族

TTMゆいの中野むつみです。

今日で松の内も終わり。

こんなに長い正月休みは、
初めてだった。

昨年の秋頃、
『今年も大晦日は家族勢揃い!』

の、声が上がり、
そーしたら、

長野の中2四番孫が、
1月4日から東京で行われる、

バスケットの全国大会に
出場が決まり、

ならば!
応援に行こう!となって、

結果、
大晦日から1月6日までの

長〜い家族旅行が
計画されることになった。

もちろん
仕事やら学校やら

色々あるから、
1週間のうち全員集合は

2日だけだ。
それでも、総勢16人の移動は

ちょっとしたツアーなみ。
なので、

旅行の計画が始まると
遊プラン板東千洋社長に

全面協力をお願いし、
ごめん!人数が変わった!

ごめん!
飛行機の時間を変えて!

ごめん!
の繰り返しをして、

やっと
今年の家族旅行は実現した。

大人数で動くときは
小回りの効く小さな旅行会社が

一番頼もしい。
それにしても。。。。

と、心配だったのは、
コロナだ。

旅行が始まる前も
ヒヤヒヤもの。

始まってからも、
無事バスケットの試合があるのか?

みたいな心配もあり、
でも、お陰様で

7日間、
みんな元気で

予定通り旅行は進んだ。
大晦日の宿は


長野の木曽路付近だったから、
元旦は足を伸ばして馬籠宿を歩いた。


一度は行ってみたかった場所だ。
大昔の建物は上手に手を入れて

今も活用されていた。
その付近には、

これって築何年?
と思われる、

庄屋さんちみたいな建物も健在で、
歴史の長さを感じた。

中山道を歩いているんだなあ〜
と古い石畳を歩けば、

時代がタイムスリップする。
ここの道って、

もしかして、
大石内蔵助も力と一緒に歩いた?

と、
思ったり、

よくもまあ、
こんな坂道を草鞋だけで

歩いたな。
私だったら途中で山賊に

襲われているわ。
なんて想像が膨らみ、

歴史のある町の散策は
面白かった。

馬籠から娘の家の伊那を目指し、
寄り道して諏訪神社を初詣しようと思ったら、

長蛇の列だったので、
あっさりやめた。

南長野は雪が少なかったけれど、
冷たい風が山から吹きおろし、

襟巻きは外せない。
次女に言ったら、

『え?そうお?』と言っていたらか、
もう長野の生活に慣れたんだね。

それもそうかも。
気がついたら、

札幌で育った時間より
長野で生きてる時間の方が

長いものね。
親はいつまで経っても

娘は娘、
自分の家族だからなあ。

でも、
大晦日の一瞬、

宿屋の私たち夫婦の部屋に
娘たち3人と

私たち夫婦だけの時間があった。

『あ、この5人が
元々の家族なんだけれど、

なんだか足りない気がする。』
と、言ったら、

娘たちも頷いた。
知らないうちに、

家族という括りが
大きくなってるのだなあ。

婿さんたちも家族、
孫たちも家族。

今年のテーマは
家族だな。

そんな気がした元旦だった。

TTMゆいの中野むつみでした。