自己受容に向かって?

TTMゆいの中野むつみです。

私が初めてアドラー心理学
という言葉を目にしたのは、

その頃ちょうど通っていた
カウンセラーの方の肩書きだった。

そして
嫌われる勇気という本が

世に出回り始めた。
いっぱい悩みに悩んでいた時期だったから、

すぐに飛びついたが
本で学ぶより、

カウンセラーの話から
理解した方が早かった気がする。

その後お陰様で
カウンセラーからは卒業し、

しばらくアドラーさんからは
離れていたのだけれど、

去年の暮れ
東京にお能を観に行った時

都営地下鉄で隣に座った女性に
ふと目がいくと

彼女はカバンから
分厚い資料を取り出して

赤ペンで何やら書き込んでいた。
なんの資料なのかしら。

なんだか失礼だったけれど、
首は前のまま、

目だけを横にして
見てみたら、

『アドラー心理学を
コミュニケーションに活かす。

まずは自己尊重から』
と、書かれていた。

おー久しぶりに
アドラーさんにあった感じだった。

ふと
もしかしたら

今の私に必要なことなのかも。
そんな気がした。

そして、
東京ってこんな講習会も

普通にあるんだ。
と思うと、

急に東京で研修会に出たくなった。

早速ネットで調べたら、
【ヒューマン・ギルド】と言う名前が

たくさん出てきた。
うーん、

どんなところかは
わからないけれど、

まずはホームページを見てみようか。
で、

見てみたら、
1月に2回に分けて

基礎講座があるではないか。
よし行ってみよう。

自分で受けてみないと
良いか悪いかもわからない。

で、
早速申し込み

1月14日15日と行ってきたのだが、
結果は、

面白かった!
アドラーさんを

間違って理解していたところも
スッキリした。

トラウマってあるんだ!
でも、そのトラウマを

自分が利用して非建設的に生きるか、
目的意識的に生きるかは

自分が決めていることかあ!
なんて具合だ。

アドラーさんは
人間には意志が存在し、

全て自分が決定している。
と、言っていた。

難しく言うと、
『原因があって作られ、

目的があって使われることがある』
と、なるのだそうだ。

で、
演習をした。

あなたが日常生活で
わかっちゃいるけどやめられないこと、

やれないことを5つ出してみよう!

そりゃあ1番に掃除でしょう。
何度決意したことだろう!

毎日掃除をするぞ!

普通の人が聞いたら、
え?中野さんち、毎日掃除をしないの?

だろうけれど、
しない。

そのために
リフォームをした際、

1番汚れが目立たない色にして!
とフローリングを選んだくらいだ。

お陰で
居間の床の汚れは

本当に目立たない。
で、

時間があっても、

私はいつも
『先に、、、』と、

掃除をするのは
ごく稀となる。

どうして何だろう。
私の前世はお姫様で

掃除をしたことがないんだわ。

と、
自己肯定をしていたけれど、

これは
自己欺瞞、人生の嘘

とアドラーさんは言っていた。
なあるほどねえ。。。

自分を見つめ直すのが
自己受容の第一歩らしい。

今月末
2回目の講習がある。

楽しみである。

TTMゆいの中野むつみでした。