インタビュー前の楽しみの一つは

TTMゆいの中野むつみです。

昨日は、
旭川の老舗旅館扇松園さんの

代表取締役支配人
高橋宏典さんのインタビュー本番だった。

ので、
朝、頭に宏典さんのイメージを描き、

着る着物を決めた。

着物でインタビューをするようになり、
本番の着物を決める時が

めちゃくちゃ楽しい。
着物は、

洋服と少し違って、
TPOの他に、

相手に対する気遣いというのか
思いも必要なのだと、

教えてくださったのは
1回目のインタビューをさせて頂いた

ウヤマ美容室の宇山先生だ。
だから、

結婚式には、
華やいだ着物を着ていくし、

お葬式は紋付。
札幌きもの学院の遠藤先生曰く、

あの世へ先に旅立った人たちが
お葬式を上から見て、

あーうちと同じ紋だ。
うちの親戚の知り合いが亡くなったのか、

こっちに来たら声をかけよう。


思うので、

亡くなった人が
あの世に行っても寂しくないのだそうだ。

それだけ
自分ではなくてお相手を思う心が

着物にはあるそうだ。
なので、

昨日は、
優しいピンクの小紋を着て

少しだけピンクの模様がある
クリーム色の帯を締め、

帯揚げに濃いブルーを
使った。

宏典さんは
明るくて優しい方だけれど、

その奥に強い綺麗な青を
もっている方と思ったからだ。

で、
早めに駅に行き、

コーヒーを飲もうと
大丸デパートの地下にあるケーキ屋さんを

目指したら、
ありゃあ、お店が変わっていた。

なんだか洒落すぎて
あれ?の感じがしたけれど、

JRの中で飲むお茶も買おう!と
黒ゴマとおさつの蒸しパンと

鉄観音茶ラテ?みたいな
美味しいお茶を買った。

このお店、
お茶の温度まで選べる。

で、
その温かいお茶を車内に持って入り

ゆっくり旭川までJR。
やや混んではいたけれど、

お隣はいなくて楽である。
旭川は思ったより寒くなかったけれど、

明日から雪ですよー
と、

タクシーの運転手さんが言っていた。

着物のおかげか
インタビューも無事終了し

再び札幌へ。
旭川札幌間は本当に近い。

そして、
明日は、

一般社団法人日本専門家検定協会
代表 廣澤克美さんの

食品ロスをテーマにした
インタビューだ。

ただの食品ロスではない。
彼女の生き方が形になった話になるので、

優しさと慈悲の心と
知性、品格をイメージした着物を

選んだ。
事前インタビューをしたとき、

彼女の正義感や優しさが
どこから来ているのか

わかった気がした。
そして、

もう一つ重要なことに
気がついた。

それは、
母性はどんな女性でも持っているけれど、

表現のあり方は
ひとそれぞれなのだ。

と言うことだった。
彼女の母性は

優しい知性と慈悲の心、
そして、強い正義感として

現れている。
ゆいトークに載ったら

是非ご覧ください。

着物を着られるようになって、
本当に幸せである。

TTMゆいの中野むつみでした。