ハプニングは続く

TTMゆい中野むつみです。

不思議なもので、
コトが起こりだすと

連鎖するらしい。
自分の風邪がコロナか?!

と、
不安な数日を過ごし、

キッド検査で陰性とわかり、
ホッとして夫婦で温泉!

英気を養い、
7日、

ラッピングアートの内田三紗子さんの
インタビュー本番!

までは順調で、
良かったなー

と、夕食を作り
夫も帰ってきて、

お風呂にする?
なんて気楽に話してたら、

母が入居しているホームから
電話があった。

あら、こんな時間に。。
と、不安な感じで電話に出たら、

『お母様が熱を出し、
キッドで調べたら陽性だったので、

ただ今救急車で入院致しました。
病院に行ってください。』

ガーン!

夫はお風呂に入ろうと
裸になっていたけれど、

慌てて、
言われた病院に二人で駆けつけた。

お医者さまと看護師さんから
説明を受け、

母は翌日の朝、
PCR検査をして

陽性だったら
コロナ病棟に移されるとのこと。

熱も高くなっていないというが
何せ97歳だ。

おまけに知らない病院だし、
不安がっているのではないか?と

私の方が不安だったが、
とにかく、

病院にお任せするしかなく、
ただ、看護師さんもお医者さまも

夜警の方も
みなさん親切で

それだけが救いだった。
翌日は、

まず自分の体のお手入れをしようと
朝イチで、

稲富鍼灸治療院に出かけたら、
地下鉄を降りたところで

友人からメッセージが来た。

『むつみさん、
Facebook乗っ取られてるよ!』

なに!?ガーン!
どうすりゃあいい!

地下鉄の待合で
立ったまま

Facebookのパスワードを替えた。
鍼灸の予約時間に間に合うか!

慌ててタクシーに乗って治療院に行き、
ベッドに横たわりながら、

母の入院の話をしていたら、
携帯が鳴った。

病院の先生からだ。
『お母様はやはり陽性でしたので、

コロナ隔離病棟に移ります。
熱も下がり、酸素の必要もなく、

何より発症してすぐだったので、
新薬の対象になります。

すぐに治療を開始したいので
来てくださいますか?』

もちろんです!
ありがとうございます!

と、電話を切った。
こんな興奮状態で鍼灸の効果はあるのか?

だが、
稲富先生の腕は良いので

私の体は少し持ち直したようだ。
その後、夫と病院に向かい、

母の様々な手続きをした。
ものすごく動揺したけれど、

本当に看護師さんも
事務職の方も

親切で優しくて
どれほど救われたか知れない。

毎日電話で容態も聞ける。
家に帰ったら、

Facebookの友人から
『変なメールきたよー』の

メッセージが入っていた。
しばらく話していない友人もいて、

なんだか
安否確認もできた感じだ。

毎日色々あるけれど、
周りの人たちに助けられて

乗り切っている。
それにしても、

安心な病院ってあるんだなあ。
感謝である。

TTMゆいの中野むつみでした。