仕事の意味は?

TTMゆいの中野むつみです。

初めて
20代男性のインタビューを

させて貰うことになった。
それは、

菅野優斗さん。
津軽三味線奏者だ。

若干25歳。
前回本番収録をした菅野孝山先生の

お孫さんでもある。
前回の収録で三味線の演奏をして頂き、

こりゃあ
孝山先生と優斗さんの

コラボインタビューを!
と思ったのだ。

で、
早速申し込んで

本日は事前インタビューを
扇松園さんをお借りして行った。

私も若い青年に緊張をしたけれど、
優斗さんも緊張をされていたようだった。

だって、
おばあちゃんみたいな年齢の人に

色々聞かれるわけだから。

お話の内容は
インタビュー本番までお楽しみ!

だけれど、
まずびっくりしたのが、

津軽三味線奏者として
ちゃんと生活が成り立っていること。

優斗さんは
若くして結婚されて

年下の綺麗な奥様との間に
3人のお子様がおられる。

変な言い方だけれど、
ミュージシャンは数多くいても

生活が成り立つのは
少数だと思う。

で、
もっとびっくりなのが、

家庭をとても大事にしていて
仕事と家庭の両立を常に考えている。

もちろん津軽三味線への思いは
誰にも負けず、

語り始めたら
止まらないほどだ。

でも、
津軽三味線を頑張って

家庭が壊れてしまうのでは
頑張る意味がなくなる。と、

言い切った。

私は女性だけど、
家庭より仕事を優先したところがあり、

いつも
仕事か家庭か、

悩んでいたし、
と言うより、

どうして私だけが
好きに仕事ができないの!

みたいな感じで
夫と喧嘩もよくしていた。

結果、
子どもたちは私の両親の力無くしては、

育たなかったと思う。
夫は当たり前に仕事優先、

それは今でも変わらないと思うが、

菅野優斗さんの話を聞いていると、
両立が大前提での仕事なのだ。

それは
コンサートの時間にも

現れている。
2月14日日曜日に

旭川で開かれるコンサートは
13時と16時の2回開演。

今回は
50人までの人数制限があるけれど、

この時間は
休日では当たり前になっていると言う。

もちろん、
平日は夜の仕事もあるけれど、

コンサートは休日の夕方までに
終わらせることが多いと言う。

お客様も夕食時間を
遅らせることなく

演奏会を楽しむことができるが、
奏者にとっても

夕食を家族で
食べられると言うことだ。

なんだか考えてしまった。
1日は24時間しかないから、

仕事と家庭は
どっちが多く時間を取るか、

結局は対立になると思っていたけれど、
きっとそんなことはないのだ。

本当に時代は大きく
変わっていくのかもしれない。

一番大切なことはなんなのか?
なんのために仕事をするのか、

若い青年の話を聞きながら
改めて考えている。


TTMゆいの中野むつみでした。