自分を知る?!

TTMゆいの中野むつみです。

インタビューという仕事で
人の話を聴きながら、

自分の中に大きな気づきを
得ることがある。

先日は、
三女と同い年の宅配花屋の宮村さんの

事前インタビューをしたが、
その時気がついたのは、

『私、夜勤があったから看護婦を
14年もできたのだ!』

だった。
今までは、

夜勤があるから体を壊して
辞めることになった。と、思っていたのだが、

どうも私は、
静かな決まった生活に向いていないと

宮村さんのお話を聞きながら
思ったのだ。

人の話は、
時として自分の鏡になる。

見るつもりではなかったのに、
パッと自分の姿が写るのだ。

私の時代、
看護婦は三交代が多かった。

日勤、準夜勤、深夜勤とあって、
休日出勤も普通。

大晦日やお正月もないと同じだけれど、
平日に休みがあるから、

旅行などは
安く行くことができる。

まあ旅行は結婚が早くて
あんまり行けなかったけれど、

三交代は刺激的だった。
看護する患者さんも昼夜朝と

雰囲気が違う。
これも面白い。

私は要するに変化の中で生きるのが
好きなのだ。

外来勤務もしたことがあるが
ゆっくりした慢性疾患外来より

急患が多く入る外来が
大好きだった。

新人ばかり集まった
新しい病院で働いたこともあるけれど、

面白かったなー。
頭も体もフル回転だった。

ただその時は三交代ではなく
あまり変化のない管理当直だったから、

たまにスタッフの代わりに三交代に入ると
ワクワクした。

俗に言うお祭り好きなのかも
知れない。

(中学生の私。たしかにお祭り好きの感じだ)

看護婦を辞めて
当時父親が社長だった会社に入った時も、

事務仕事ばかりでは面白くなくて
すぐに現場仕事を覚えたっけ。

植物には全く興味がないのに、
私の仕事は庭木や山の木の調査だった。

本を片手に木の名前を覚えたが、
お陰で全道隈なく調査に歩くことができた。

入札がネットになる前は
入札でも出張をした。

車の免許がないから
バスやJRで移動したが

これも面白かった。
網走の日帰り出張をJRでする時は

時刻表を睨みながら
あたふたと仕事をして

汽車に飛び乗った。
網走に居た時間は1時間もなかったけ。

それがまた楽しかった。
だから20年以上その会社で働くことが

できたのだ。
毎日会社に通うだけの仕事なら

きっと続かなかったと思う。

お陰で娘たちには
大変な思いをさせたが、

こう言うお母さんだから
許してね!

今は少々動きが鈍くて
市内の取材が多いけれど

そろそろ動き出さないと。
と、思ったらワクワクしてきた。

これを性分というのだろうか。
人には色々タイプがある。

さてと
外の雨は上がったようだ。

そろそろ
今日の行動を開始しよう。

いやあ
自分がこんなに落ち着かない人間だと

初めて知った気分だ。

(旭川の家具職人が作ったスケジュール表?
木がいっぱい立っていないと落ち着かないわたし😉)

TTMゆいの中野むつみでした。