緊張してお出かけ!

TTMゆいの中野むつみです。

なんとなく
仕事でも出かけにくかった先週。

火曜日は日帰りで釧路。
帰りのJRの車窓から見えた夕陽は

少し悲しそうで
でも真っ赤で心に沁みた。

水曜日からは、
川崎に行ってきた。

能楽師角当行雄先生の
事前インタビューだった。

こんなご時世なので
宿を羽田のホテルに取った。

18日夕方の飛行機に乗ったら
窓から夕陽が見えた。

前日の夕陽も同じお日様なんだなー
と思ったらなんだか不思議な気分だった。

乗った飛行機はJALで
泊まったホテルはANAの出発ロビーに

あったので、
結構空港内を歩いて探したけれど、

空港内の案内の方々は
皆さんとても優しい笑顔で

親切に教えてくれる。
前からこんなに親切だったかな?

と思ったけれど、
そー言えば千歳のJALの皆さんも

CAの皆さんも
素敵な笑顔で優しかった。

心の中は
コロナとの葛藤で

大変だろうに
全く表情に出さず、

すごいなー

と思いながら
チェックイン。

ただ
ホテル内のレストランも

ルームサービスも
お休みだったので

空港売店で仕入れた日本酒【羽田】と
空弁でお夕食。

ちょっと緊張したけれど
ホテルは快適で思ったより熟睡した。

そして、
19日は、

この日のために準備した?着物と
帯で角当先生のお宅に伺った。


空港からバス一本で
最寄りの駅につけた。

角当先生のお宅には
能舞台があった。

自宅用なので軒間は小さいけれど、
その存在感は半端なく、

聞けば、
先生の最初のお師匠中川先生から

譲り受けた舞台だった。
通りで、

私如きが足を踏み入れることが
できないはずだ。

能舞台には
魂が宿っていると感じながら、

その横で
先生のお話を3時間も

お聞きすることができた。
お能一筋の先生のお話は

透き通っていて
わずかな淀みもなく、

全く知らないお能の世界に
心が惹かれた。

本番のインタビューは
来月4日に札幌で行われる。

少人数の会なので
感染予防をしながら

絶対開催したいと思った。

角当先生とお優しい奥様に見送られ、
再び羽田のホテルに戻った。

ANAの出発ロビーは
混んでいるように思ったが、

レストラン群は
どこも空いていて、

閉店したところも見受けられた。
その日も、

ホテルの部屋で
日本酒【羽田】と空弁を食べた。

翌日、
目を覚ましたら

日の出が見えた。
少し雲がかかっていたけれど

優しい日の出だった。

仕事で来ているのだし
そんなに気にしなくても良いのだけれど、

変な緊張感が付き纏い
元気がいまひとつだったけれど、

気が緩むと
ウイルスがやってきそうなので、

ヨッシャー!
と言いつつ帰途に着いた。

さてと、
今週も密かに出張がある。

受け入れてくださる方々に感謝して
出かけようと思う。

TTMゆいの中野むつみでした。