卒業式

TTMゆいの中野むつみです。

私って本当に親バカだ!
と思う。

今日は3月15日
札幌の多く中学校で卒業式が行われた。

で、
うちの三女は担任として

初めて卒業生を送り出した。

我が家の三女は、
大学を卒業後、

『一度一般社会で働いてから
教師になった方が良いと大学の先生が言ってた!』

と言って、
砂川にあるローレルという会社に就職をした。

今はSHIROという社名に
なっていると思う。

そして一年半ほど働き、
半年受験勉強をしながら臨時採用教師となり、

翌年教員採用試験に合格した。
持ち前の行動力と明るさで

教師まっしぐら!だったが、
結婚出産育休2回。

5年前くらいからやっと落ち着いて
教師ができるようになった。

と言っても、
共教師(夫婦で教師のことをこう言うらしい)。

我が家から
そう離れたところには住んではいないが、

私は仕事で留守が多く
婿殿のご両親に助けられて

やっとのことで仕事をする感じ。
大好きなハンドボールの担当教師だけは、

這っても頑張る!
みたいな感じだったけれど、

受験生の担任を持つことは
やっぱり勇気が要ったのか、

昨年の春
初めて3年生の担任を持つことになった。

私に似ているのか、
そもそも中学校教師に私生活はないのか、

部活だ
なんだかんだ〜仕事が残ってる!

と言って土日を休んだことが
ないほどだった。

なんでそれほどまでして
3年生の担任を持つのかなあ

と実は私は思っていたのだが、
本日の卒業式に向けて

生徒たちにメッセージを書いている姿を見て、
こりゃあ、やめられないだろうな。

と思った。
おまけに修学旅行はついこの間、

東北の震災復興を学ぶために
福島仙台を訪れ、

感動的な時間を生徒たちと過ごしたと
帰ってきてから報告までしに来てくれた。

最後は仙台空港でハラミちゃんと会い、
生徒たちは演奏を聞かせて貰ったそうだ。

今日の卒業式は
担任として

精一杯の晴れ姿で見送りたいと、
私の訪問着を着て袴姿になった。

朝の6時前から
札幌きもの学院の遠藤院長に

着付けに来て貰った。
昨日から子連れで泊まり、

我が家も一大行事だ。
遠藤先生の着付けは美しく早い。


出来栄えに
ついつい微笑む私。

できることなら
私も卒業式に出席して

担任として頑張る我が娘を
見たいところだが、

それはあまりに
親バカだとはわかるので、

話と写真だけで我慢することにした。

婿さんは
7時過ぎに子どもたちを迎えに来て、

『瑞穂、可愛い。綺麗だ』と
素直な表現。

夫は、
『俺にはそんなことは言えんな』

と、
昭和の男の顔だ。

我が家は子どもの卒業式も
ゆっくりしていられなかった気がするが

そのせいだろうか、
社会人として成長している娘の姿に

今頃になって泣けてくる。

なごり雪が降る札幌。
卒業生の皆さん、
おめでとうございました!

TTMゆいの中野むつみでした。