達成感に魅せられて

TTMゆいの中野むつみです。

寒さにめげずに、
本日は南税務署に行ってきた。

書類を一つ貰うだけだが、
南税務署なのに、

南区からは
ものすごく遠く、

バス地下鉄バスを乗り継いで
1時間半はかかる。

が、
まあ運動のつもりでバスに乗ったら、

偶然、
月寒高校の前にバスが止まった。

知らない路線は、
時に、スリリングだが、

運良く税務署のすぐ前の
高校の前に止まったのだ。

この高校は、
三女が卒業した高校で

バス通に面した校舎の壁に
大きく、

【祝 全国大会出場】の垂れ幕が
下がり、

出場する部活の名前が
並んでいた。

そしてその中に
娘も燃えていたハンドボール部

の名前もあった。
今年も全国に行くようだ。

私は娘たちの部活には、
全く熱心ではない母親。

まして、

スポーツはルールも知らず、
というか、

正直言って、
仕事仕事、ちょっと休んで仕事。

の毎日で、
子どもは子ども、

私は私。
だったような気がする。

で、
その三女が高校3年生の時、

全道大会で優勝し、
インターハイに出ることになった。

私は、
へー熊本に行くんだー

ところで、
インターハイって何?

状態の母親だったから、
全く応援に行く気はなく、

仕事に勤しんでいたら、
夫の会社の部下の人に、

『むつみさん、
インターハイって、

野球で言えば甲子園ですよ。
応援に行ってあげて下さい』

と、諭され、
ふーむ、よくわかんないけど、

行きますかー
と、家族全員で観光を兼ねて

熊本に行った。
火の国熊本のインターハイだった。

三女はキャプテンだったから、
そりゃあ張り切っていたが、

行ってみると
選手の体格も黒さもプレー状態も

大人と子どもで
勝負はあっという間についた。

が、
それ以上に驚いたのは

ハンドボールの過激さだった。
他県の子だったが脳震盪で

運ばれていた。
なんとまあ、危ないスポーツを

させていたのかと、
こっちも青くなったが、

当の三女は、
最高の高校時代を満喫したようで、

何事にも代え難い経験だったようだ。

一生懸命に頑張って
キャプテンという立場で

インターハイに出場する。
自分たちにとっては、

最高の頑張りだったから、
一回戦敗退でも

やり切った感は
半端なかったのだろう。

私はこの歳になって、
その達成感がわかるように

なった気がする。
よし!よくやった!

と、
自分を褒めたくなるような

経験もしている。
そして、

その達成感ほど
素晴らしいものはないことも

知ったので、
また次のことに取り組むことに

なるのだ。
いやはやホント。

さーて
コロナで色んなことが

進みが遅いけれど
もう一踏ん張りしようかな。

だってねえ、
ヨッシャー!とやるから、

達成感が半端ないのだから。

もうすぐ冬だけれど
その先は春!

新しい手帳も買った。
新年はもうすぐである。

TTMゆいの中野むつみでした。