長野の魅力は

TTMゆいの中野むつみです。

昨日から長野市に来ている。
長野は思い出深い街だ。

次女が信州大学に
一浪までして入ったが、

2年生になる直前に
おめでた婚をした。

本人は学生を続けるべきか
やめるべきか

悩んだようだが、
やれるだけやってみたら?

退学も休学も
いつでもできるから。

が、私の助言。
で、彼女が学生結婚を選び、

なので、
私は最大限の援助をすべく、

長野に通うことになった。
彼も学生だったから、

いやあホント
よく乗り切りました!

みたいな感動がある街なのだ。
そして、

長野市への
もう一つの想いとは、

当時、今から20年前だが、
長野市はシャッター街が増え、

古いビルも
使い手がおらず、

もちろん古い店も
瀕死の重症状態だったが、

娘のところで
地方紙を読んでいると、

長野市の若者たちが
古い街並みを残すために

利活用の運動を始めた、
と書いてあった。

そして、
長野を訪れるたび、

シャッターは
少しずつ開き始め、

古いビルは
格好の良いショップに

変貌を遂げていった。
長野市は善光寺のお膝元だ。

長野駅から善光寺への道付近は
味わいが深い。

これを残そうと考え
実行した若者たちもすごいけれど、

その若者たちを支援して
動き出した先輩たちも

すごいなあと思う。
新しい考え方を

排除しない風土が
長野にはある気がする。

昨日は、
そんな20年前を思い出し、

夫と二人、
長野の居酒屋に入った。

それこそ
古い建物の利活用と思われるが、

働く若い店員さんに、

『このお店、
古い建物を使ってるんですね!』

と聞くと、
『そうですね〜』と、

味気ない答えが返ってきたが、
きっとそれは、

古い建物を利活用することが
当たり前になっているからだと

気がついた。
帰り際、

もう一度当たりを見回すと、
20年前見た建物が

少しおしゃれになって
普通に存在していた。

確かに
駐車場になっているところも

あるにはあるが、
それは街全体からすると

少しと思われた。
長野には善光寺があるから!

と言えばそれまでだが、
このままでは街が危ない!

と思って、
行動した若者たちがいたからこそ、

今の長野があるのだと思う。

居酒屋の食事は
美味しかった。

野沢菜の天ぷらは
これぞ酒のつまみ!だし、

焼き鳥も
美味しい上におしゃれだ。

日本酒はそれはそれは
種類が豊富、

長野は
日本酒の美味しい土地柄で、

私は子守に行っているのに
毎晩、日本酒真澄の

コップ酒を飲んだっけ。
さてと、

これから
全国の中小企業の経営者が集まる研修に

参加する。
私の分科会の会場は

善光寺のすぐ近くだ。
懐かしいなあ

あの当時を思い出しつつ
未来を考えて来ようと思う。

TTMゆいの中野むつみでした。