また行きたいマチ❣️

TTMゆいの中野むつみです。

先日、長野市を訪れた時、
まちづくりも、

やっぱりセンスなのだなあ
と、感じた。

そのマチの歴史が作った個性を
どこまで活かして、

尚且つ、
今の時代に受け入れられるか、

本当にセンス以外の
ナニモノでもない気がした。

長野駅前から
善光寺に向かう道は

かなりの坂だが
その道の両脇には

古い佇まいの建物から
現代の建物なのに

何故かすんごく溶け込むものまで
色々な個性の建物が並ぶが、

それが全てマッチしている。
新しい公園でさえ、

違和感がない。
すんごいなあ〜

と思って見ていたら、
古い白壁の建物や

蔵を再利用した一角が
目に入った。


時間が早くて
まだオープンはしていなかったけれど、

よくぞこれらの建物が
残っていたと思うと同時に

その活用の素敵さに
思わず写真に撮った。

面白いのは
その一角に新しい建物が


加わっているのだが、
全く違和感がない。

というより、
もっと素敵になった感じだ。

きっとこれらって、
同じ方向を向いた人たちで

作られているんだろうな。
と、思う。

私が古い街並みに
関心を強く持ち始めたのは、

今から12年くらい前だろうか。
小樽のまちづくりのNPOに

関わってからだ。
そして、

日本全国で
自分たちのマチの歴史と建物を

残して活用する運動をする人たちが
いっぱいいることを知った。

そうすると、
今度はどんなマチを訪れても、

そのマチの宝は
なんだろうか?

と、探すようになる。

長野県は、
違う歴史のマチが

一緒になった県だそうで、
地域によって色々違って

一つになることが難しいと
参加した研修会で地元の方が

仰っていた。

長野市は善光寺
松本市は松本城

上田市は真田幸村
諏訪市は諏訪大社

と、
それぞれに有名で

一つになりにくいと
いうわけだ。

でも、
どこを回っても

人々は温かく優しいし、
人懐っこい。

若者やよそ者が言ったこと、
やったことを

よければ直ぐに
取り入れる柔軟さが感じられる。

だからこそ
古い蔵の横に新しいテラスを


作ることが
できるのではないかな。

なんて思いながら
散策をした。

札幌に帰ってくると
暖かくて雪が溶け出していたが、

それでもまだまだ
雪だらけ。

北海道は本州とは
気候も風土も歴史も違うのが

宝なんだなあと
思う。

五日間も長野を旅し
いつもと違う空気を吸って

頭はかなり活性化したはず!
今日は曇りで

満月は見られないけれど、
もうすぐ春だ!

68歳と一日、
しっかり前に進もうと思う。

TTMゆいの中野むつみでした。