名前の由来は

TTMゆいの中野むつみです。

今日は、
次女から元気を貰いました。

次女は、長野県にいます。
早くに結婚して、子どもが3人。

男女男です。
一番上と三番目は、

10歳の年の差なんですよ。
だから、

その一番上の男の子が
弟の名前をつけました。

優しいの優に音、
と書いて、

ゆうと

と言います。
そのゆうとが、

小学校の宿題で
自分の名前の由来を

調べるようにと
言われたそうです。

で、
その名付け親のにいちゃんが、

弟の宿題ノートに
ひらがなで、

その名前をつけた気持ちを
書いていました。

『やさしいひとに
なってほしい。

そして、
おとのように

そのやさしさを
ひろげてほしい』

小学校一年生の弟が
読めるように

平仮名で書いたのですね。
なんだか、

涙が出てきました。
17歳のお兄ちゃんは、

私たち夫婦の一番孫です。
いつの間にか、

こんなことが
書けるようになったのだ。

という喜びと、
そう思う一番孫の優しい心も

嬉しいのです。

私、
この頃思うのは、

名は体を表す!です。

日本人の場合、
その字にも、

体が現れていると
感じます。

私の名前は
平仮名で、

むつみ。
子どもの頃は、

漢字が良かった。
と、

よく家族に言ってました。

で、
私の名前の由来ですが、

それが
よくわからないのです。

つけてくれたのは、
一緒に住んでいた父方の祖父です。

祖父は、
終戦まで樺太で神主を

していました。
引き揚げてきて、

神主をする神社はなく、
頼まれると

色々な神社に
手伝いに行っていたようです。

祖父にしてみると私は、
一人息子の次女になります。

姉とは7つも
年が離れています。

本当は、
男の子が欲しかったでしょうに、

また女の子。
だったと思いますが、

祖父はそんなことは
一言も言わずに、

私の名前を
【瑞穂】にすると言って、

当時の札幌市役所に
行ったそうですが、

帰ってくると、
『むつみにした』。

あれ?
瑞穂じゃあなかったの?

と、
家族は全員、

クエッションマーク
だったそうですが、

祖父は理由を
言わなかったそうです。

だから、
私は自分の名前の由来が

わからない。
で、

漢字が良かった!
だったので、

瑞穂という名前が好きになり、
三女の名前にしました。

神主だった祖父にとって、
瑞穂の国の瑞穂だから、

絶対好きな名前だったと
思うのですが、

一体
どうして

私はむつみに
なったのでしょうか。

ただひとつだけ、
今感じるのは、

祖父は、
私に、

周りを睦まじく、
繋げて欲しかったのだと

思います。
家族も親戚も友人も、

職場の仲間も
みんな仲良く繋がる。

そんな思いで、
名前をつけてくれたのだと

今は思っています。
そして、

ひらがなの
この『むつみ』が、

今は大好きになりました。

TTMゆいの中野でした。