今風ですが

TTMゆいの中野むつみです。

時代は
おりんさえ、

変えちゃうんですね。
我が家は、

夫が三男で私が次女、
なので、

仏壇はありません。
ので、

先に逝った愛する人たちの
写真を飾り、

今までは、
借り物のおりんを

置いていたのですが、
今回、新しく自分ちのおりんを

買うことにしました。
といっても、

仏壇がないわけだし、
なんか良いものないかしら?

と、
探しに行ったら、

ありました!

可愛いでしょ?
そして音は、

綺麗な高い音が
小さく長く響きます。

おりんが座っているのは、
お座布団ではなく、

強いて言うなら、
座椅子ですね。

なんでも、
水晶を溶かして

不純物を取り除き、
再び固めたものらしいです。

私の実家は神道だったので、
仏具には拘りがないのか、

これがとっても気に入って、
即決めました。

そう言えば、
神棚もマンション用の

お社なし。
叔父が、

そー。
お社ないんだー。

と、
言っていたから、

気になる人には
気になると思うんですが、

白木の棚、
まさしく神棚、

なんて言って、
お気に入りです。

だって、
マンションの作りに、

四角い神棚は
どーも馴染まなくて。

それでも毎日、
神棚に柏手パンパンは

欠かしません。
実は、

訳あって預かっている
実家の御霊様も、

お厨子に
住んでもらってます。

本当は白木の住処が
必要なのでしょうが、

神棚の白木の板なら
マンションに合うのですが、

白木の御霊様入れ?
なんおと言うかな、

それを置くと
あまりにそこだけ、

そのー浮いちゃう。
なので、

皆さまお許しを!
と言いつつ、

ご先祖さまの
御霊様や写真に

住んでもらっています。
要は、

気持ちなのよー
おばあちゃん!

ですね。

おじいちゃんの、
むつみだったら仕方がないなー

の声が
聞こえて来そうです。

それでも、
花だけは欠かさず

供えています。
ただし、

仏花ではなく、
綺麗な花を。

父は、
赤いバラが好きだったから、

良いバラが見つかったら、
真っ赤なバラも供えます。

今は、
百合とカーネーションと

フリージャー。
白にピンクに黄色。

お花器は、
父の形見の備前焼。

父は備前焼が
大好きでしたから。

借りていたおりんは
由緒正しきおりんだったので、

きっと
ご先祖様たちは、

この今風おりんに
お目目パチクリでしょうが、

夫の両親も
私のご先祖様たちも

新し物好きだったから、
きっと面白がってくれると

思います。

丸井さんの仏具売り場には
もっと色々のおりんがありました。

形が変わっても
祈る気持ちは同じ。

買って良かったなあ
と思っています。

TTMゆいの中野むつみでした。