潜在意識に到達するまで?

TTMゆいの中野むつみです。

今日は、
謡と歌の日。

お能の謡は、
この字でよかったかしら?

くらいの水準だから、
2ヶ月ぶり、それも自宅練習なしの状態で、

地元の先生のところに行ったけれど、
良い声出てますよーと言われて、

そうですか〜
全く自信がないけれど、

明日は大先生のご指導を受ける。
いやああ、度胸だけだわね。

そして、
歌もレッスン日。

どうせなら
和と洋、同じ日に声を出したほうが

良いのでは?
と、思ったのだが、

洋の歌の方は、
『むつみさん、力を入れずに』とか、

『喉の奥を広げない。
大きな口は開けない』

そして、

『わかった!むつみさん、
私が歌えるはずがないと思っているでしょ!』

と、
めぐみ先生に言われる始末。

本日から練習を始めたのは、

【銀の龍の背に乗って】
中島みゆきの有名な曲。

実はこの曲を習うのは
2回目なのだ。

2年前歌を習い始めてすぐに、
『発表会に出られますか?』

と、聞かれ、
何を思ったか、

はい!でます!
銀龍歌います!

と、
言っちゃったのだが、

その頃の私は
自分は音痴でリズム感なし。と、

思い込んでいて、
その思い込みを外すところから

レッスンは始まったのだ。

『むつみさんは音痴でもないし、
リズム感もいいです。

ただ、
自分で思い込んでいるだけです』

と、
めぐみ先生に言われ、

そうかなあ。
そうなのかな。

と、練習したが、
全く上達がない。

発表会当日は
どんどん近づき、

バンドを入れての最終リハーサルでは
音が取れず冷や汗をかいた。

そして本番、
夫と三女と二人の孫が応援に来てくれた。

行ったところは、
ホールじゃなくて

ピアノ、ドラム、ギター生演奏ができるバーで
がーん!ここで歌うの?

そしてお客様は
満杯となった。うそー

結局、
舞台に上がった途端、

歌詞が飛んで頭は真っ白。
生伴奏だけが流れる中、

『すみません、楽譜を持ってきます!』
とお客様に言って自分の席に戻り、

楽譜を見ながら
一生懸命に歌った。

ら、
お客様は大きな拍手を送ってくれたが、

夫と娘は、

『人の歌を聞いてこんなに
冷や汗を出したことはない』と、言っていた。

で、
今年、発表会はないけれど、

その銀龍を
リベンジしようと思ったのだが、

自分の中では、
2年も経ってるから歌えるはず。

大丈夫!と思っているつもりだったけれど、
心の奥では、

『歌えるわけがない』と、
思っているから歌えない。と、

めぐみ先生は言ったのだ。

思えば叶うとよく言うけれど、
それは潜在意識に到達するほど思うことで、

逆に言うと、
顕在意識ではできると思っていても、

潜在意識で、
できるわけがない。と、思っていたら、

できなくなると言うことだ。
めぐみ先生に出会うまで、

私は自分のことを音痴でリズム感はない。
と思い込んでいた。

その潜在意識を払拭するのは
こりゃあ大変だ。

でも
コロナが終わって発表会が開かれたら、

今度こそ歌うぞ、
銀龍!

皆さま、
その時は聞きにいらしてね!

TTMゆいの中野むつみでした。