我が身の学びから😊

TTMゆいの中野むつみです。

3月だ!春近し!
なので、

少しはためになるブログを
書こうかな。

と、
思って、

リハビリ期の
カラダの声の聞き方。

を、
看護婦の知識と

自分の体で
お試ししたものを、

発表します!
というほど

大それた事じゃあ
ないけれど、

近頃つくづく、
いつのまにか、

人間も動物であることを
忘れちゃったんだなあ。

と、
自分のことを

思うからです。
私は、

大昔看護婦になりました。
なにせ、

師じゃあなくて、
婦の時代ですから。

場所は、
室蘭の看護学校でした。

当時の市立病院の
総婦長さんが、

看護概論を
講義してくださいました。

私は、
その授業で、

鮮明に覚えていることが
あります。

それは、
看護の看の字。

看という字は、
手と目、

なのだと。
手は、

まさしく
その手を患者さんにかざすこと。

イメージとしては、
手を患者さんの体に

そっと当てる感じでしょうか。
そして、

目は
観察力です。

看護の場面で、
観察力はものすごーく

重要な意味を持つんですね。
バイタルチェックと言われる、

体温、血圧、脈拍、酸素濃度、
など、

数値で表されるものではなく、
顔色、息遣い、おしっこの色、

便の色かたち、etc。
目で見て、鼻で臭いを感じる。

患者さんの声もそうです。
元気のない声、

無理している声、
かすれている声、

などなど。
そうそう、

患者さんが
感じているカラダの感覚を聞くことも

大事。

起き上がる気力が出ない。
家事をする元気が

続かない。
などを

目で見た観察結果と合わせて、
状況を判断していくのです。

血液データ、レントゲン、
MRIにCTがなくても、

状況はわかります。
でも、

その時重要なのが、
患者さんの心と頭なのですよ。

あー早く仕事に戻らなくちゃあ。
ご飯の支度をしないと!

私がいないと
みんなが困る!

etc。
これが、

まず、
本人のカラダの声を

妨げます。
患者さんの話を鵜呑みにして、

そしたら、
大丈夫ですね!

と、
思うと、

大失敗。
下手をすると、

病気を悪化させちゃって
治りを悪くしちゃいます。

家事をして
動悸はしませんか。

買い物に行くのが
億劫ではありませんか。

日頃は、
ちょっと頑張ればできることが

できないのでは
ありませんか。

例えばです。
漫画なら見れるけれど、

難しい本が読めない。
SNSに、

どうでもいい投稿はできるけれど、
重要なメールは書く気力が出ない。

みんな、
体からのシグナルです。

私は今まで
それらを無視して動き、

病気の治りを
悪くしてきましたが、

実は、
その総婦長さんが

言った言葉で、

『看護は
看護婦だけのものじゃあない』というのが

ありました。

手と目は、
家族友人でも

持っているのです。
家族の顔色が優れない。

すぐ座って休む。
病気の治りかけも、

病気のなりがけも
似ています。

こんな時だから、
自分の手と目の力を

発揮したいなと
思います。

が、
まずは、

自分をちゃんと
見ないとなあ。

自分の性格を見て
反省しています。

皆様はいかがですか?

TTMゆいの中野むつみでした。