氏神様でどんど焼き

TTMゆいの中野むつみです。

昨日は、
我が家の氏神様

藻岩神社のどんど焼きだった。
朝10時前、

我が家と夫の会社の
去年のお札やしめ飾りを

藻岩神社に持っていった。
すでに多くの人たちが

訪れており、
第二駐車場もできていた。

我が家が
藻岩神社のどんど焼きに

しめ飾りなどを
持っていくようになったのは、

ほんの数年前だ。
それまでは、

時期外れに
北海道神宮に持っていったり、

と、
あまりどんど焼きに興味がなかった。

のだが、
ある日、急に神主の血?が

目覚めたと言うか、
氏神様って大切じゃん!

と、思い、
藻岩神社によく詣でるようになった。

そしたら、
どんど焼きは

氏子さんたちが
総出でやっていることがわかり、

ありがたい気がして
行くようになった。

私の父方の祖父は
樺太で神主だった。

祖母も神社の娘で、
祖父と結婚し、

祖父が樺太の神社に
養子に行った感じのようだ。

祖父母が生まれたのは
能登にある神社らしいが、

全く興味が湧かなかった私は
神社の名前を覚えていない。

祖父は戦後引き揚げてくると、
働く神社はなく、

時々アルバイトで
神主さんになっていた。

父は、
神主の学校?に行ったは行ったけれど、

戦後、
北海道に引き揚げ、

北海道庁に勤めた。

それでも、
祖父が元気な時は

毎朝祝詞をあげていたし、
我が家には仏壇がなく、

柏手パンパンで
お菓子をおろして食べていた。

父は60歳近くになって
急に神主の装束を買った。

『お父さん〜神主じゃなくても
装束って買えるの?』

と聞いたら、
父は、

『自分も神主なんだよ。
だけど、位は低いから

この装束しか買えないんだ。
あのまま神主になっていたら、

もっと上の装束が着られたが』
と、残念そうに言っていた。

戦後生まれの私は
無宗教が良いと

大きくなった気がするが、
中学校高校は

クリスチャンの学校で、
普通に十字をきっていたし、

修学旅行で奈良京都に行くと
古いお寺に心が洗われる感じがして、

自然と手が合わさった。

もちろん、
神社は好きだった。

実家のような感じというのだろうか、
柏手パンパンが

自分に馴染んでいたのだろうか。

無宗教といえば
そうかもしれないけれど、

どこにでも
神様を感じられるといえば

感じられるのかも
知れない。

藻岩神社は、
階段まで参拝者が並んでいたが、

夫婦で無事初詣をし、
おみくじを引いた。

おおお!結果は良いようだわ!
でも、精進しなきゃあね!

歩いて自宅から数分のところに
氏神様がいる幸せ。

若い時は感じなかった幸せか。
我が家の神棚は

マンション用超ミニ!

だけど、

気持ちが有れば良いよね〜

祖父母と父の御霊様が
笑ってくれた気がした。

TTMゆいの中野むつみでした。