寿都カメラ!

TTMゆいの中野むつみです。

理由はわからないけれど
惹かれるマチがある。

私の場合、
どうも山が見える!

日本海がある!
と言うところに心惹かれるようだ。

昨日は、
その惹かれる町の一つ、

寿都町に行ってきた。
私は運転ができないから

公共交通機関で行くわけだけど、
はて、寿都ってどう行くの?

と、ググってみたら、
アッチャー!大変だ。

岩内までのバスは
1時間に一本あるけれど、

岩内から寿都までが、
あら〜状態。

困ったなあー
と思っていたら、

インタビューを受けてくださった
寿都カメラのなぎささんが、

『岩内まで送迎しますよ〜』
と言ってくださった。

助かる〜

昨日の朝、
札幌駅発10時5分のバスに乗り、

役2時間半で岩内に着く。
札幌は晴れていたけれど、

余市くらいから雪が降り出し、
仁木に入ると雪は止み、

で、共和町あたりから、
『これぞ北海道!の雪』になって、

岩内に入ると、
よし!ほっかいどうだ!の白さだ。

好きだなあ〜この景色。
と思いつつ、

迎えにきてくれた
なぎささんの車に乗った。

『寿都はもっと雪が多いんですよ』
ほー楽しみだ。

なぎささんは
日本海を横目に海岸線を走った。

降り頻る雪で
海は時々しか見えないが

その海が寒々しい。
暖かい車の中で見るから素敵だけど、

この雪の中、
海に出る漁師さんたちは

大変だろうなあ。
と言ったら、

『ここ1週間くらい海が荒れて
漁に出られていないんです』

と、
なぎささんが言った。

なぎささんは寿都生まれの
寿都育ちだ。

そのなぎささんが
カメラマンになるきっかけの一つが、

寿都の漁師さんたちの写真を撮って
道の駅に飾ったこと。

まあ詳しいことは
本番を見てもらうとして、

寿都で育ったからこそ
撮ることができた写真だと思う。


寿都に入ると
本当にすんごい雪!

積雪量もすごいけど、
昨日の雪もすごい。

寒いから雪は細かいけれど、
まるで雨のような勢いで

雪が降ってくる。

なぎささんの寿都カメラは
以前の経営者から引き継いだものだ。

サイディングの木造二階建て。
一階のガラス戸を開けたら

すぐに撮影室だ。

『ここでスリッパに履き替えてください』
と言われ、マットの上で草履を脱ぐ。

インタビューの準備をしていたら、
そのガラス戸を開けて

一人のお客様が見えた。
『免許証の写真、撮ってくれるかい』

なぎささんは
すぐに準備を始めたので、

これは良い機会!
と思い、

『あのお〜写真を撮っているところを
写真に撮ってFacebookとか、

外に出しても良いでしょうか?』
と聞いたら、

顔出しもOK!を頂いた。
なんと嬉しい!

プリクラみたいな
箱の中に入って撮るのと違い、

『もう少し顎を上げて下さい』
など調整をしてくれて撮影!

で、
出来上がった写真ももう一度チェック。

すんごいなあ。
これだったら安心だ。

インタビューが終わり
帰り際、

『むつみさん証明写真も
プレゼント!』

オヒョヒョ!
ちなみに証明写真のバックは

何色でも良いそうです。

寿都の皆さんは幸せだ!

TTMゆいの中野むつみでした。